しながわ水族館にベビーカーの貸出はありません|自前を押したまま館内一周OK・土日祝は入口の置場推奨【2026年】
結論から言うと、しながわ水族館でベビーカーは借りられません。公式の「乳幼児をお連れの方」ページに「ベビーカーの貸出は行なっておりません」とはっきり書かれています。手ぶらで行くと現地で詰むので、必ず自分のベビーカーを持って行ってください。一方、持ち込んだベビーカーは押したまま館内を見学できます。この記事では「借りられない代わりに何ができるのか」を公式の記載だけで整理します。
目次8項目
まず「貸出なし」を確認してください
しながわ水族館の公式サイト「乳幼児をお連れの方」には、ベビーカーの項目にこう書かれています。
ベビーカーを使用したまま館内をご見学いただけます(エレベーター(館内2ヶ所)、各所スロープなどバリアフリー対応)。ただし、土日祝などの多客時は水族館入口前のベビーカー置場をご利用いただくことをおすすめしております。 ※貴重品などはご自身でお持ちください。 ※ベビーカーの貸出は行なっておりません。
— しながわ水族館 公式「乳幼児をお連れの方」(2026年8月22日確認)
短い文ですが、0〜1歳連れにとって重要な情報が3つ入っています。
- 貸出はない(借りる前提の計画は成立しない)
- 持ち込みは歓迎されている(押したまま見学してよい)
- 混雑日は置場に置く運用が推奨される(押したままが保証されるわけではない)
「水族館だからベビーカーくらい貸してくれるだろう」と思って手ぶらで大森海岸駅から歩いてくると、館内2フロアを1〜2時間、ずっと抱っこで回ることになります。0〜1歳連れではここが一番きつい失敗です。
貸出があるのは車イスだけです
紛らわしいのですが、車イスは無料で貸し出しています。公式「お身体の不自由な方」ページに「水族館入口受付カウンターのスタッフにお声掛けください。台数に限りがあるため、ご利用いただけない場合がございます。また、事前のご予約は受け付けておりません」と記載があります。
ベビーカー代わりに車イスを借りる、という使い方を想定した設備ではありません。ベビーカーは持参が前提です。
持ち込んだベビーカーで何ができるか
押したまま館内を一周できます(平日)
公式の記載どおり、ベビーカーを使ったまま展示を見て回れます。館内は2フロア構成です。
- 1F(海面フロア):ペンギンランド、アザラシ館、イルカ・アシカスタジアム(イルカショー・アシカショー)
- B1(海底フロア):トンネル水槽、ふれあい水槽、カワウソ“小さな狩人” など
フロア間の移動は館内2ヶ所のエレベーター、フロア内の段差は各所のスロープでカバーされています。階段しか使えない区間がある、という記載は公式にはありません。
ワゴンやキックボードは持ち込めません
公式「入館されるお客様へのお願い」の持ち込みご遠慮リストに、キャンプワゴン・キックボード・自走可能な三輪車が明記されています。ベビーカーはこのリストに入っていないので持ち込めますが、ベビーカー代わりのキャリーワゴンは不可です。ここを勘違いすると入口で足止めされます。
そのほか、長物(釣り竿、虫取り網、バットなど)と、水槽や壁面を傷つけるおそれのある手荷物も対象です。杖・松葉杖などの歩行補助器具、傘、カメラ本体は除外と明記されています。
土日祝は「入口前の置場」が推奨されます
ここがこの施設の一番の注意点です。公式は多客時について「水族館入口前のベビーカー置場をご利用いただくことをおすすめしております」としています。強制ではありませんが、通路が混む日にベビーカーを押し通すのは現実的に難しいと考えたほうがいいです。
置場について公式が書いているのは「水族館入口前にある」ことと「貴重品などはご自身でお持ちください」の2点だけです。施錠設備の有無や、雨天時に屋根があるかどうかは公式に記載がありません。したがって、
- マザーズバッグやお財布は置いたままにしない(座席下の荷物も含めて持って降りる)
- レインカバーは付けたままにしておくと、天候が変わったときの保険になる
- 高価なベビーカーで行く日を選ぶなら平日にする
という運用が無難です。
抱っこ紐は要るのか
土日祝・連休に行くなら、抱っこ紐は必携です。 理由は3つあります。
1. 置場に置いたら館内は抱っこか歩きになる
上記のとおり多客時は置場推奨です。歩けない月齢の子を置場運用で回すなら、抱っこ紐がないと親の腕がもちません。
2. ショーの観覧席にベビーカー席があるとは公式に書かれていません
イルカ・アシカスタジアムのショー観覧席について、「ベビーカー専用の観覧エリアがある」という記載は公式サイトのどこにもありません。あるかもしれませんが、当サイトでは確認できていないので「ある前提」で計画を立てないでください。ショーを見る時間帯だけ抱っこ紐に切り替える、と決めておくほうが安全です。座席の扱いが気になる場合は当日スタッフに確認するのが確実です。
3. JR大森駅ルートはエレベーターがありません
公式のアクセス案内で、JR京浜東北線「大森駅」北口改札から徒歩約15分のルートには「(注意:エレベーターがありません)」という注記が付いています。ベビーカーで大森駅から歩くと階段に当たります。
ベビーカー連れは京急「大森海岸駅」(徒歩約8分)を使ってください。 大森駅を使わざるを得ない日は、抱っこ紐でベビーカーをたたんで運ぶ想定が必要です。
ベビーカーでの行き方(3ルート比較)
電車:京急「大森海岸駅」徒歩約8分
ベビーカー連れの第一候補。JR大森駅ルートに付いている「エレベーターがありません」の注記は、こちらのルートには付いていません。
無料送迎バス:JR大井町駅から
JR大井町駅から無料送迎バスが出ています(休館日を除く)。乗り場は中央改札口(アトレ口)を出て、東口バスロータリー6番乗り場です。西口にもロータリーがあるので間違えないでください。
ベビーカーの扱いについて、公式は次のように書いています。
車イス、ベビーカーをご利用のままご乗車いただけます。サポートが必要な方は、バス乗務員にお声掛けください。なお、車内混雑時はベビーカーをたたんでのご乗車をお願いする場合がございます。
— しながわ水族館 公式「無料送迎バス」(2026年8月22日確認)
乗せたまま乗れるが、混雑時はたたむ可能性がある——つまりバス利用でも「たためる状態」と「抱っこできる用意」は必要です。一人で子ども2人+大型A型ベビーカー、という編成だと混雑時に詰みます。
車:しながわ水族館駐車場(割引なし)
- しながわ水族館駐車場(有料・96台)。しながわ区民公園駐車場ではありません
- 普通車200円/20分=1時間600円
- 水族館の施設利用による割引サービスはありません
- 営業時間は平日9:30〜19:00/土日祝9:00〜19:00(GW・夏休みは土日祝の時間で営業)
- 最終入庫16:30
- 19:00以降は出庫不可。 19:00以降も駐まっている車は翌営業日の開場時間まで出せません
公式自身が「土・日祝日は大変混雑いたします。早い時間に満車になりますので、電車等の公共の交通機関のご利用をお勧めいたします」と書いています。ベビーカー+車で土日に行くのは一番外れやすい組み合わせです。
タクシーの注意点:公式は「タクシーをご利用のお客様は、イルカのモニュメント前で降り、公園を歩いて水族館にお越しください。車両は公園に入ることができません」としています。入口に横付けはできません。ベビーカーは公園内で組み立てて押していくことになります。
館内の子連れ設備(公式に記載があるものだけ)
トイレとおむつ替え
- 設置フロアはB1F/1F
- おむつ替えシート:男女トイレ各1台ずつ
- 個室トイレのベビーキープ:各男性トイレ1台、各女性トイレ2台
- 男児用小便器:B1Fは男女トイレ各1ヶ所ずつ、1Fは女性トイレ1ヶ所
- 優先トイレ(ユニバーサルシート付)が1F・B1Fにそれぞれあります
おむつ替えシートが各トイレ1台という規模なので、土日は待ちが出る前提で見ておいてください。
授乳室・調乳
- 授乳室あり。調乳用温水器を備えています(公式は「搾乳でのご利用も可能です」とも記載)
- 場所や室数は公式に明記されていないため、入館時に受付で確認するのが確実です
館内での飲食は原則できません
公式は「館内でのお食事(お菓子などを含む)はご遠慮いただいております」としています。ただし例外があります。
- 赤ちゃんの食事(ミルク・離乳食)に限りイルカルーム内が使えます。 イルカルームには調乳用温水器と電子レンジが用意されています
- レストランドルフィンでは、離乳食の温めやミルクの調乳用のお湯を提供しています(スタッフに声をかける方式)。キッズチェアもあり
離乳食期の子連れは「イルカルームの場所を入館時に確認しておく」だけで当日の動きがかなり楽になります。
紙おむつは現地で買えます
マリンショップシーガル(水族館別棟)で紙おむつ(Lサイズ)を販売しています。Lサイズは9〜14kg対応・男女共用。それ以外のサイズの記載はないので、SやMが必要な月齢の子は持参してください。
遊んだあとは隣接の公園へ
まとめ
しながわ水族館のベビーカー事情は、ひとことで言えば「貸してはくれないが、持って行けば歓迎される」施設です。
持ち帰ってほしいのは3点です。
- 貸出はゼロ。必ず持参する。 借りられる前提の計画は成立しません
- 平日はベビーカーで一周できる。 エレベーター2ヶ所・各所スロープでバリアフリー対応
- 土日祝は抱っこ紐を足す。 公式が入口前の置場利用を推奨しており、貴重品も預けられません
行く日が平日か土日かで、必要な装備が変わります。この記事の情報は2026年8月22日にしながわ水族館公式サイトで確認したものです。設備や運用は変わることがあるので、出発前に公式の乳幼児をお連れの方ページを一度見ておいてください。
出典
すべてしながわ水族館公式サイト(2026年8月22日確認)。
- 乳幼児をお連れの方(ベビーカー貸出なし・持ち込み可・置場・授乳室・調乳・紙おむつ販売・トイレ)
- お身体の不自由な方(車イス無料貸出・館内2ヶ所のエレベーター・優先トイレ)
- 入館されるお客様へのお願い(キャンプワゴン等の持ち込み不可)
- 無料送迎バス(ベビーカーのまま乗車可・混雑時はたたむ場合あり・6番乗り場)
- お車でお越しのお客様(駐車場96台・200円/20分・割引なし・最終入庫16:30・19:00以降出庫不可・タクシー降車位置)
- フロアマップ(1F海面フロア/B1海底フロアの構成)
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