母子手帳 書き方|記入のコツ・残しておきたい欄・成長記録の活用法
母子手帳は妊娠中から学童まで続く貴重な記録。書く欄の使い方、書き忘れがちなポイント、健診時の活用、保管とコピーの判断まで、産前産後の親に向けて整理します。
目次13項目
結論:母子手帳(母子健康手帳)で親が書くのは「表紙(子の名前・保護者・居住地)」「妊娠中の記録(体調・体重・妊婦の気持ち)」「保護者の記録(1か月・3〜4か月・6〜7か月…の月齢ごとのチェック欄と自由記入)」の3か所で、健診結果・予防接種・出生時の記録は医師・助産師・保健師が書きます。こども家庭庁は、母子健康手帳を「医療関係者が記載・参照し、保護者自らも記載し管理できる」記録と位置づけており(2026年9月4日・こども家庭庁「母子健康手帳」で確認)、完璧に埋める必要はありません。最低限、予防接種の記録と健診のメモだけ押さえれば一生役立つ記録になります。
親が書く欄の使い方と記入例|何を書く?
表紙・最初のページ(名前・保護者・居住地)
- 子の氏名:出生届を出したあとに記入。妊娠中は空欄でよい
- 保護者の氏名:母と父(または養育者)の氏名。ふりがな欄があれば記入
- 居住地:住民票の住所。転居したら二重線で訂正して新住所を書く(再交付は不要)
- 緊急連絡先・かかりつけ医:表紙裏やメモ欄に大きく書いておくと、預け先や救急で役立つ
妊娠中の記録
- 体重・血圧:健診の度に(医療機関が書く自治体もある。空欄なら健診結果を転記)
- 妊婦の気持ち・体調のメモ:胎動を感じた日、つわりの記録
- マタニティライフ欄:感情記録、お腹の写真と共に
記入例:「妊娠18週、初めて胎動を感じた。つわりが落ち着いて食欲が戻った」
出産〜0歳(保護者の記録)
- 退院日・出産時の体重身長:病院記入が多い
- 保護者の記録欄(1か月・3〜4か月・6〜7か月・9〜10か月):「はい・いいえ」のチェック欄と自由記入欄がセット
- チェック欄:「あやすと笑いますか」「首がすわりましたか」など、月齢ごとの質問に○をつける
- 自由記入例(1か月):「母乳とミルクの混合。よく寝る。夜中2回授乳」
- 自由記入例(3〜4か月):「首がすわった。声を出して笑う。1日3回昼寝」
- 体重・身長を自分で書く:家庭用スケールで測った値を「自宅で計測」と添えて書いてOK。健診では医療機関が測定値を書く
- 予防接種記録:医師記入。自分でも別紙にコピー保管推奨
1歳以降(保護者の記録)
- 1歳・1歳6か月・2歳・3歳…の「保護者の記録」欄を年に4〜6回程度
- 言葉・行動・好きなものを一言メモ
- イヤイヤ期のエピソードもOK
記入例(2歳):「二語文が出た。積み木を4つ積める。お気に入りは電車の絵本」
いつやる?目安
書くタイミング
- 妊娠中:健診ごと、体調変化時
- 出生直後:分娩記録(病院が記入)
- 生後1か月以降:健診・予防接種ごとに
- 6歳まで:定期的に成長記録
- 学童期:年1回程度の健康記録
1回あたりの時間
- 健診ついで:10〜15分
- 月1のメモ整理:15〜30分
準備するもの
必須
- 母子手帳(自治体から交付)
- ボールペン(黒・できれば消えないタイプ)
- 健康保険証・診察券
あると便利
- 付箋(後で書き足したい時のしおり)
- マスキングテープ(楽しく装飾)
- シール(予防接種ごほうび)
- スマホ(写真撮影でデジタル保管)
当日の流れ(健診時)
- 受付で母子手帳を渡す
- 健診後、医師・保健師が記録
- 「親の欄」で気になることを記入
- 次回予定をメモ
- 帰宅後にスマホで全ページ撮影(紛失対策)
書き忘れがちなポイント
| 項目 | 注意点 |
|---|---|
| 予防接種シールの貼り忘れ | 接種ごとに即貼る |
| 病気の記録 | 入院・大きな病気は別紙にも |
| アレルギー情報 | 表紙裏に大きく |
| 緊急連絡先 | 表紙に必ず |
| 兄弟姉妹の情報 | 家族構成欄 |
| 主治医・かかりつけ医 | 表紙の見やすい場所に |
服装のポイント
健診時の親子の服装:
- 赤ちゃん:脱ぎ着しやすいロンパース、ボタン式が便利
- 親:授乳しやすい服装、エコバッグ持参
写真撮影のコツ
母子手帳の保管対策:
- 全ページをスマホで撮影
- Googleフォトに「母子手帳」アルバムを作成
- 健診ごとに更新
- 重要ページ(予防接種記録)はクラウド+プリント保管
- 災害時の備えとして車のダッシュボードに簡易コピーも
母子手帳の保管期間
- 就学まで:常に持ち歩き
- 小学校以降:自宅保管、進学・転居時に活用
- 成人後:本人に渡す(自分の予防接種歴の証明に必要)
引っ越し・転居時
- 新住所の自治体に届出
- 母子手帳はそのまま継続使用(再発行ではない)
兄弟姉妹で別々?同じ?
- 必ず別々:1人1冊
- 兄弟分け管理はジップロック+名前タグ
- 長子の母子手帳は下の子の参考にも
我が家のリアル
長女の母子手帳は毎健診ごとに5分メモを習慣化。「月齢、できたこと、気になること、次回予定」の4項目だけ書きました。
正直、最初は「全部埋めなきゃ」と焦りましたが、「保護者の記録欄」だけで十分と気づき肩の力が抜けました。スマホで全ページ撮影し、Googleドライブに保管。
台風で家が浸水しかけた時、デジタルコピーがあって安心しました。
次男はさらに簡略化し、健診時のみメモ。それでも十分活用できています。
まとめ
- 母子手帳は親が書く欄+医師が書く欄
- 完璧に埋める必要なし、予防接種と健診メモ重視
- 健診ついでに10〜15分で記入
- 全ページをスマホ撮影で災害対策
- 表紙にアレルギー・緊急連絡先を明記
- 一生使う記録、就学後も大切に
母子手帳のもらい方や電子母子手帳については母子手帳とは|定義・もらい方・使い方、手帳とは別に成長記録を残す型は子供の成長記録のつけ方にまとめています。
出典
- こども家庭庁「母子健康手帳」(https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/techou )|確認日 2026年9月4日 — 母子健康手帳は妊娠期から乳幼児期までの健康に関する情報を一つの手帳で管理し、医療関係者が記載・参照し、保護者自らも記載し管理できるツールであること。様式は省令様式と任意様式で構成されること
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よくある質問
母子手帳には何を書く?親が書く欄はどこ?
A. 親が書くのは「表紙(名前・保護者・居住地)」「妊娠中の記録」「保護者の記録(月齢ごとのチェック欄と自由記入)」の3か所です。健診結果・出生時の記録・予防接種は医療機関が書きます(2026年9月4日・こども家庭庁「母子健康手帳」ページの位置づけを確認)。
母子手帳の表紙の書き方は?名前はいつ書く?
A. 子の氏名は出生届を出したあとに書き、妊娠中は空欄で構いません。保護者の氏名と居住地(住民票の住所)は交付時に書き、転居したら二重線で訂正します。
母子手帳の「妊娠中の記録」はどう書く?
A. 健診ごとの体重・血圧(医療機関が書く自治体もある)と、体調・気持ちのメモを書きます。「胎動を初めて感じた日」「つわりの経過」など一言で十分です。
母子手帳の「保護者の記録」の記入例は?1か月の記録には何を書く?
A. 1か月なら「母乳とミルクの混合。よく寝る。夜中2回授乳」のように、授乳・睡眠・様子を一言で書きます。チェック欄は「はい・いいえ」に○をつけるだけで、自由記入は空欄でも問題ありません。
母子手帳の体重は自分で書いていい?
A. 家庭で測った値を「自宅で計測」と添えて書いて構いません。健診では医療機関が測定値を記入するので、両方あると成長曲線が追いやすくなります。
母子手帳の「現在の子の状態」欄はどう書く?
A. その月齢でできること(首すわり・寝返り・二語文など)と気になることを一言ずつ書きます。健診で医師や保健師に聞きたいことをメモしておく欄として使うと役立ちます。
母子手帳のチェック欄は全部埋めないとだめ?
A. 全部埋める必要はありません。こども家庭庁は母子健康手帳を「保護者自らも記載し管理できる」記録と位置づけており、義務ではなく任意の記録です(2026年9月4日確認)。予防接種と健診のメモが残っていれば十分です。


