子供の嘔吐が止まらない|原因・症状・対処法・受診目安完全ガイド【0〜6歳】
子供の嘔吐が止まらないとき、親が不安になるのは「脱水」と「重大な病気の可能性」です。本記事では0〜6歳向けに、嘔吐の主な原因・月齢別の対応・経口補水液の正しい与え方・受診すべきサイン・脱水の見極め方まで完全解説します。夜間に繰り返す嘔吐でも落ち着いて動ける手順を、我が家の体験を交えてまとめました。
目次10項目
著者: ながみー(4歳娘・2歳息子の父/編集長)・最終更新 2026年5月
本記事は一般的な情報提供であり、医療的アドバイスではありません。気になる症状がある場合は、必ず小児科にご相談ください。
結論|嘔吐対応の3原則
- 嘔吐後30分は飲食ストップ(胃を休める)
- 落ち着いたらスプーン1杯ずつ経口補水液を5分間隔で
- 頭を打った後/血を吐く/意識朦朧はすぐ受診
嘔吐の主な症状
- 突然の吐き気→嘔吐
- 顔面蒼白・冷や汗
- 食欲低下
- 下痢を伴うことが多い
- 発熱を伴う場合もある
原因
1. ウイルス性胃腸炎(最多)
ノロ・ロタ・アデノなど。冬から春に流行。嘔吐→下痢→発熱の順で進むことが多い。
2. 食あたり・食中毒
夏場に多い。家族で同じものを食べた場合は要注意。
3. 風邪・咳き込み
咳が激しくて嘔吐するパターン。1〜2回で収まれば心配なし。
4. 頭部外傷
転倒・落下の後の嘔吐は要注意。繰り返す嘔吐は脳震盪・頭蓋内出血の可能性。
5. 腸重積(生後3か月〜2歳)
突然の激しい泣き・嘔吐・イチゴゼリー状の血便。急いで受診。
6. 周期性嘔吐症(自家中毒)
3〜10歳に多い。疲労・興奮で繰り返す嘔吐。
月齢別の対応
0〜1歳
授乳・離乳食後の少量の吐き戻しは正常。繰り返す噴水状嘔吐は受診。脱水になりやすいので、半日以上おしっこが出なければ受診を。
2〜3歳
経口補水液をスプーン1杯ずつから。一気に飲ませると再嘔吐します。
4〜6歳
本人が「気持ち悪い」と訴えられる年齢。横向きに寝かせて、洗面器を近くに。
家庭でできるケア
- 嘔吐後30分は何も与えない(胃の安静)
- 30分経ったらスプーン1杯(5ml)の経口補水液を5分間隔で
- 飲めたら徐々に量を増やす(30分で50ml目標)
- 吐かなければ次は薄めたりんごジュース・お粥へ
- 食事はお粥・うどん・バナナ・りんご(BRATダイエット)から
- 横向きに寝かせて窒息防止
- 衣類・寝具を清潔に(感染拡大防止)
受診すべきサイン
すぐ受診(夜間救急 or 119)
- 頭を打った後の嘔吐(特に繰り返す)
- 意識がぼんやり・呼びかけに反応しない
- 血を吐く・コーヒー色の嘔吐
- 緑色(胆汁)の嘔吐
- イチゴゼリー状の血便を伴う
- 激しい腹痛・お腹を触ると泣く
- 半日以上おしっこが出ない(脱水サイン)
- 唇が乾いて、泣いても涙が出ない
- けいれん
翌朝小児科で十分
- 嘔吐2〜3回で、その後落ち着いた
- 経口補水液が少しずつ飲める
- 機嫌は悪いが意識はしっかり
様子見でOK
- 1回吐いたが、その後元気
- 咳き込みでの嘔吐1回
予防
- 手洗い・うがいを徹底(ノロは特に)
- 嘔吐物は次亜塩素酸で消毒
- 食材の十分な加熱
- 流行期は人混みを避ける
- 過食・興奮しすぎを避ける
我が家のリアル
息子が1歳半のとき、ロタウイルスで一晩に10回以上嘔吐。最初はパニックで一気に飲ませて再嘔吐の悪循環。深夜の#8000で「スプーン1杯ずつ、5分おいて」と教わり、その通りにしたら翌朝には水分が取れるように。
ポイントは「焦らない」「少量ずつ」。経口補水液(OS-1やアクアライト)は常備、嘔吐物処理用のビニール袋・新聞紙・使い捨て手袋をベッド横の救急ボックスに置くようになりました。
まとめ
- 嘔吐後30分は飲食ストップ
- スプーン1杯ずつの経口補水液から
- 頭部打撲後・血を吐く・意識朦朧はすぐ受診
- 半日尿が出ない=脱水サイン
- 嘔吐物は次亜塩素酸で消毒、家族感染を防ぐ
気になる症状があれば必ず小児科にご相談ください。本記事は一般的な情報提供であり、医療的アドバイスではありません。
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