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叱らない子育ての具体手法|0〜6歳の声かけ10パターンと代替行動

「叱らない子育て」を実践したい親向けに、年齢別の声かけパターン10、怒りをコントロールする技法、代替行動の作り方を実用的にまとめました。

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AGE0-1 / 2-3 / 4-6歳
TIME30分
BUDGET無料
WEATHERany
目次7項目
  1. 01結論(先に知りたい人へ)
  2. 02叱らない子育ての3原則
  3. 03年齢別の声かけパターン10
  4. 04怒りをコントロールする親の技法
  5. 05代替行動の作り方
  6. 06相談目安
  7. 07家庭でできる手順(叱らないしつけ7ステップ)

結論(先に知りたい人へ)

「叱らない子育て」とは**「何でも許す」ではなく「感情的に怒鳴らない・体罰しない・人格否定しない」**ということ。代わりに、望ましい行動を具体的に伝え、できたら褒める、というシンプルなループで子の行動は変わります。怒鳴り続ける子育ては一時的な効果しかなく、長期的には親子関係も子の自尊心も損ないます。

  • 叱らない=許す、ではない:ダメはダメと落ち着いて伝える
  • **「やめて」より「こうして」**を使う:具体的な代替行動を示す
  • I メッセージ:「ママは〇〇だと悲しい」と親の気持ちを伝える
  • 5秒ルール:怒りが爆発する前に5秒深呼吸
  • 2021年施行の改正児童虐待防止法:体罰は法律で禁止されています

医療情報・しつけに関する専門情報は素人判断で自己完結せず、悩みが深い場合は子育て相談センターを利用してください。

叱らない子育ての3原則

  1. 人格ではなく行動を指摘:「ダメな子」ではなく「その行動はダメ」
  2. 否定より代替行動:「走らない」ではなく「歩いてね」
  3. 感情より事実:「うるさい!」ではなく「声が大きくて耳が痛い」

年齢別の声かけパターン10

0〜1歳:物を投げる

悪い例:「ダメでしょ!」と怒鳴る 良い例:「ボールは投げていいよ、コップはここに置こうね」と代替を示す

1〜2歳:お友達を叩いた

悪い例:「叩いちゃダメ!」と叩き返す 良い例:手を優しく止めて「痛いよ、なでなでしようね」と代わりの動きを教える

2歳:イヤイヤで暴れる

悪い例:「いい加減にしなさい!」 良い例:「いやだね、わかるよ。ママはここにいるから落ち着いたら教えてね」と感情を認める

2〜3歳:ご飯で遊ぶ

悪い例:「遊ぶならもう食べるな!」 良い例:「ご飯は口に入れるもの、遊ぶ時はブロックね。食べ終わったら遊ぼう」と切り分ける

3歳:おもちゃを片付けない

悪い例:「何度言ったらわかるの!」 良い例:「お片付けタイム、一緒にやろう。ブロックから入れてね」とタスクを分解

3〜4歳:嘘をつく

悪い例:「嘘つき!」と断罪 良い例:「ほんとのこと教えてくれると助かる」と正直の価値を伝える

4歳:妹を押した

悪い例:「お兄ちゃんなんだから!」 良い例:「悔しかったんだね。でも押すと痛いよ。言葉で教えてあげよう」と感情受容+代替

4〜5歳:危険な行為(道路に飛び出す)

悪い例:叩く・大声で叱責 良い例:強く手を握り真剣な顔で「車は大きくて止まれない、危ない」と短く事実を伝える

5歳:約束を破る

悪い例:「嘘つき!」「もう知らない」 良い例:「何が起きたか教えて」と聴く→「次はどうしたらいい?」と一緒に考える

5〜6歳:兄弟げんか

悪い例:年上を一方的に叱る 良い例:「両方の話を聞く」→「どうすればよかったか、2人で考えよう」

怒りをコントロールする親の技法

  • 5秒深呼吸:怒りが爆発する前に止める
  • その場を離れる:30秒別室に、自分を落ち着かせる
  • 水を飲む:物理的に口を止める
  • 数を数える:10秒カウントで頭をリセット
  • 記録する:怒ったきっかけを手帳に書き出す(パターン発見)

代替行動の作り方

「やめて」より「こうして」を伝えるのが基本。以下のテンプレートで言い換えます。

やめて言葉 こうして言葉
走らないで 歩こうね
うるさい 小さな声で話して
触らないで 目で見てね
泣かないで どうしたのか教えて
食べ物で遊ばない ご飯はスプーンで食べよう
叩かないで 言葉で伝えよう
立ち歩かない 椅子に座ろう

相談目安

状況 相談先
毎日怒鳴ってしまう 子育て支援センター
手が出そうになる 児童相談所(匿名可)
子に強い恐怖感がある 保健センター
夫婦で方針が合わない 家族療法外来
子に発達特性があり対応に悩む 発達支援センター

家庭でできる手順(叱らないしつけ7ステップ)

  1. 「叱る場面」を1週間記録、パターンを把握
  2. 子の行動を「人格」と「行動」に切り分ける
  3. 代替行動の言葉を3つ用意(走る→歩く、叩く→言葉で、など)
  4. 5秒ルールを習慣化、爆発前に一呼吸
  5. 褒める回数を増やす(叱る1回に対して褒める5回が目安)
  6. 夫婦で方針をすり合わせ、一貫した対応を
  7. 1ヶ月続けて変化を観察、子の反応・自分の気持ち
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よくある質問

1. 叱らないと子がわがままになる?

A. 叱らないことは「ダメなことを伝えない」ではありません。落ち着いて「ダメ」と伝えた上で代替を示す方法では、子はむしろルールを守れるようになります。 **Q2. どうしてもカッとなって怒鳴ってしまう** A. 怒鳴った後は素直に謝る「ママ、さっき大きな声出してごめんね」で十分。完璧を目指さず、怒鳴る回数を徐々に減らすことを目標に。 **Q3. パートナーが体罰をする、止めたい** A. 改正児童虐待防止法(2020年施行)で体罰は法律禁止です。落ち着いた場で「法律で禁じられていること」「長期的に逆効果なこと」を伝え、夫婦で子育て本を読む・カウンセリング等も検討を。 **Q4. 保育園・祖父母と方針が違う** A. 完全一致は難しいですが、最低限「体罰しない・人格否定しない」は共有を。他は多様な関わり方から子が学ぶ、と割り切る柔軟さも大事です。 **Q5. 2歳のイヤイヤに叱らず対応すると1時間かかる、時間がない** A. 時間がない時は「2歳児を説得しようとしない」のが鉄則。「今は急ぐから抱っこで行くね、あとでゆっくり話そう」と短く対応。時間がある時に丁寧に関わる、のメリハリで十分です。

ながみー(きょうのこ運営)

共働き家庭で子育て中の運営者。「今日どうする?」を決めやすくするためのサイトを運営しています。

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