子どもの発熱で病院行く目安|0〜6歳の受診タイミング10サイン・夜間判断
子どもの発熱は「何度で病院?」ではなく、年齢・経過時間・全身状態で判断します。0〜6歳の受診タイミング10サイン、夜間の#8000活用、家で様子を見る条件を整理しました。
目次9項目
年齢別の受診基準
発熱は年齢で受診のハードルが大きく変わります。特に生後3ヶ月未満は、38.0度でも重症感染症の可能性があるため即受診が原則です。
| 年齢 | 受診が必要な体温 | 備考 |
|---|---|---|
| 0〜3ヶ月 | 38.0度以上 | 時間帯問わず即受診 |
| 3〜6ヶ月 | 38.5度以上 | 夜間でも電話相談推奨 |
| 6ヶ月〜2歳 | 39.0度以上が半日以上 | 全身状態が悪ければ体温問わず |
| 2〜6歳 | 39.5度以上・3日持続 | 水分が取れれば朝まで待てる |
すぐ受診すべき10サイン
体温の数字にとらわれず、以下の症状があればすぐに小児科・夜間救急へ連絡してください。
- けいれんが5分以上続く、または1日に2回以上起きる
- 呼吸が速い(乳児で60回/分以上、幼児で40回/分以上)、肩で息をする
- 顔色が青白い・唇が紫(チアノーゼ)
- 泣き声が弱い・反応が鈍い・ぐったりしている
- 水分を全く受けつけない(12時間以上)
- 繰り返す嘔吐(30分おきに5回以上)
- おしっこが半日以上出ない
- 首が硬くて動かせない・激しい頭痛を訴える
- 皮膚に赤い点状の発疹が急に広がる
- 生後3ヶ月未満で38.0度以上
このうち1つでも該当すれば、夜間でも救急を受診してください。
家庭で様子を見てよい条件
以下すべてを満たす場合は、翌朝まで家庭ケアで様子を見られます。
- 体温は高いが、水分(経口補水液・麦茶・薄めたりんごジュース)が取れている
- 顔色が普通で、抱っこすると笑顔や反応がある
- 呼吸が普段と同じリズム
- おしっこが6〜8時間以内に1回は出ている
- けいれん・嘔吐・激しい咳がない
解熱剤(アセトアミノフェン)は38.5度以上でぐったりしているときに、医師から処方された量を6〜8時間空けて使用します。市販薬を使う場合は添付文書の年齢・体重表記を必ず確認してください。
受診目安の早見表
| 状況 | 対応 | 緊急度 |
|---|---|---|
| 生後3ヶ月未満・38.0度以上 | 即受診 | 最優先 |
| けいれん・意識混濁 | 救急車 | 最優先 |
| 呼吸が苦しい | 即受診 | 高 |
| 熱39度・水分摂取不可 | 夜間受診 | 高 |
| 熱3日以上継続 | 翌朝受診 | 中 |
| 熱38度・元気・食欲あり | 様子見 | 低 |
| 咳・鼻水のみ・平熱 | 家庭ケア | 低 |
家庭でできる手順(発熱時の7ステップ)
- 体温を測定(わきの下で3〜5分)、時間と一緒に記録
- 全身状態をチェック:顔色・呼吸・反応・食欲・水分
- 室温を20〜22度に調整、厚着させすぎない
- 水分を5〜10分ごとに一口ずつ(1日目安:体重×100mL)
- 悪化サイン(上記10項目)の有無を30分ごとに確認
- #8000または夜間診療所に電話(判断に迷う時)
- 翌朝に改善がなければ小児科を受診
30秒チェックリスト|発熱時に確認
- 体温(わきの下3〜5分測定)と時間記録
- 顔色・呼吸数(肩で息していないか)
- 水分摂取(5分おきに小さじ1可能か)
- おしっこの最終時刻(6時間以内に出ているか)
- けいれん・嘔吐・発疹の有無
- 生後3ヶ月未満の38度ならすぐ受診
- かかりつけ医・#8000・夜間救急の電話番号を確認
編集部の失敗談(※ 個人特定情報なし)
- 38.5度で焦って解熱剤を使ったら逆に汗だく+寒がる:解熱剤は「ぐったりして眠れない時」が原則。元気そうなら使用不要。判断ミスで2時間ほど寒がらせた。
- 生後2ヶ月で37.9度を「大丈夫」と判断→翌朝38.4度で慌てて救急:3ヶ月未満は38度未満でも要注意の場面あり。基準体温を下げて即電話相談すべきだった。
- #8000に電話せず夜中救急へ→3時間待たされ親子で疲弊:軽症なら#8000で「翌朝受診OK」と判断されるケースが多い。先に電話相談が省エネ。
- 熱性けいれんで動画を撮らず病院で説明できなかった:5分以内なら横向きに寝かせて時間計測+スマホ動画が最重要。
- 「保育園に行ける」と判断して登園→園で熱再上昇で呼び出し:解熱剤なしで24時間37.5度以下が登園基準。慎重に判断すべきだった。
関連データ・ページ
この記事の情報源と免責
情報源: 本記事は、個人メディア「きょうのこ」の運営者ながみー(2歳息子の父・会社員)が、育児の現場で広く共有されている情報と自身の子育て経験をもとに整理した一般情報です。特定の公的資料・学会ガイドラインを逐一引用したものではなく、医師による監修も受けていません。 受診するかどうかの判断など、根拠が必要な場面では、下記の公的な情報源を直接ご確認ください。
公的な確認先:
- こどもの救急(ONLINE-QQ) — 厚生労働省研究班/公益社団法人 日本小児科学会 監修。生後1か月〜6歳を対象に、夜間・休日に受診すべきかの目安を症状別に確認できます。
- 子ども医療電話相談事業(#8000)|厚生労働省 — 都道府県ごとの受付時間が掲載されています。
免責事項:
- 本記事は医療判断を提供するものではありません。具体的な症状・服薬・治療については、必ずかかりつけの小児科医・薬剤師にご相談ください。
- アレルギー反応・体質には個人差があります。新しい食材・製品を試す前に、少量からテストする・専門家に相談することを推奨します。
- 各種数値(年齢目安/容量/温度/時間等)は一般的な目安であり、お子様の発達段階・体調により判断が変わります。
- 商品・サービスの効果効能については薬機法・景品表示法に従い断定的な表現を避けています。
監修について: 本サイトには現在、常駐の監修者がいません(監修者紹介)。専門医監修体制は整備中です。
医療・健康に関する判断は、上記の公的な情報源とかかりつけ医の説明を優先してください。監修にご協力いただける方からのご連絡もお待ちしています(お問い合わせ)。
よくある質問
1. 38.5度で解熱剤を使っていいですか?
A. ぐったりして水分も取れない、眠れないほどつらそう、というときは使用してOKです。熱の数字だけでなく本人のつらさで判断します。必ず年齢・体重に合った量を、6時間以上空けて使ってください。
Q2. 座薬と飲み薬、どちらが良い? A. 吐き気がある・飲み薬を嫌がる子は座薬、それ以外は飲み薬が一般的です。効き始めは飲み薬が約30分、座薬が約30〜40分で大差ありません。医師の指示に従いましょう。
Q3. お風呂は入れてもいいですか? A. 37.5度以下で元気があれば、短時間のシャワーはOKです。38度以上・ぐったりしているときは、湯冷ましの負担が大きいので体をホットタオルで拭く程度にとどめます。
Q4. 熱が下がったら保育園に行ける? A. 園ごとに規定はありますが、一般的に「解熱剤なしで24時間37.5度以下」が目安です。登園基準は必ず園に確認し、無理に登園させないようにしましょう。
Q5. 熱性けいれんを起こしたら? A. 多くは5分以内に自然に治まります。横向きに寝かせ、時間を計り、動画が撮れると受診時に役立ちます。5分以上続く、繰り返す、意識が戻らない場合は救急車を呼んでください。


