国営昭和記念公園の駐車場3か所を子連れ比較|中学生以下は入園無料・花の丘は砂川口から徒歩4分
国営昭和記念公園の駐車場は立川口・西立川口・砂川口の3か所ですが、普通車の料金はどこも900円で同額です。つまり選ぶ基準は料金ではなく「目的地まで何分歩くか」だけ。この記事は、公式に書かれたゲート別の徒歩時間を目的地から逆算して並べ直し、入園料の年齢区分と秋の見頃を公式記載の範囲でまとめたものです。
目次9項目
本記事のランキング・No.1等の表記は、きょうのこ編集部が0-6歳の子育て家庭の実用性観点で主観的に評価した順位です。 第三者機関の調査に基づくものではありません。商品の効果・効能は個人差があり、購入前に必ず各公式サイト・販売店でご確認ください。
結論|普通車はどこも900円。決め手は「目的地まで何分歩くか」
先に要点だけ。すべて国営昭和記念公園の公式ホームページの記載にもとづきます。
- 駐車場は3か所(立川口・西立川口・砂川口)。普通車はいずれも900円で料金差はありません
- 入園料は大人450円、中学生以下は無料。シルバー(65歳以上)は210円
- こどもの森が目的なら砂川口(徒歩約23分)。立川口からだと約35分かかります
- わんぱくゆうぐ・みんなの原っぱ・渓流広場が目的なら西立川口(それぞれ約13分・約15分・約10分)
- 秋のコスモス(花の丘)が目的なら砂川口が圧倒的。花の丘まで徒歩約4分、立川口からは約37分です
- 各駐車場の入口は閉園時間の30分前に閉門します
- レインボープールは営業終了しています(跡地は「親水空間」へ再整備予定)
台数が最も多いのは立川口(普通車1,755台)ですが、立川口はどの子ども向けエリアからも一番遠いという関係になっています。「大きい駐車場に停めれば安心」で選ぶと、いちばん歩く羽目になります。
駐車場3か所の比較表
| 項目 | 立川口駐車場 | 西立川口駐車場 | 砂川口駐車場 |
|---|---|---|---|
| 普通車 収容台数 | 1,755台 | 345台 | 431台 |
| 大型車 | 83台 | なし | 10台 |
| 原付・自動二輪 | 70台 | 40台 | 18台 |
| 普通車 料金 | 900円 | 900円 | 900円 |
| 年間パスポート提示時 | 800円 | 800円 | 800円 |
| 原付・自動二輪 料金 | 250円(年パス200円) | 250円(年パス200円) | 250円(年パス200円) |
| 大型車 料金 | 1,800円 | ― | 1,800円 |
| 身障者用駐車スペース | 20ヶ所 | 6ヶ所 | 6ヶ所 |
| 利用時間 | 有料エリアの開園時間と同じ | 同左 | 同左 |
| 入口の閉門 | 閉園時間の30分前 | 閉園時間の30分前 | 閉園時間の30分前 |
| 最寄り駅(対応するゲート) | JR立川駅北口より約18分 | JR西立川駅公園口より約2分 | 西武拝島線 武蔵砂川駅より約20分 |
| 公式が挙げる「目的地の例」 | カナール、ふれあい広場、花木園、わんぱくゆうぐ、みんなの原っぱ、ゆめひろば、花みどり文化センター、昭和天皇記念館 | 水鳥の池、花木園、バーベキューガーデン、スポーツエリア、かたらいのイチョウ並木、渓流広場、わんぱくゆうぐ、みんなの原っぱ | 花の丘、こもれびの里、こもれびの丘、日本庭園、こどもの森、みんなの原っぱ |
料金は3か所とも同額で、1日(公園の開園時間内)の料金です。公式には「開園時間外の留め置きはできません」と明記されています。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかを提示すると、本人と付添人1名の入園料および駐車料が無料になります(ミライロIDを含む)。
料金以外の運用ルールも、当日の動きに直結します。公式のアクセスページに書かれているのは次のとおりです。
- 予約はできません。 公式に「ご予約はできません。」と明記されています
- 駐車場の移動・再入場は可能です。 当日発行の領収書を提示します。「午前は西立川口で遊具、午後は砂川口へ移して花の丘」という組み方が、駐車料を二重に払わずに成立します
- 支払いは現金または交通系ICカード等が利用できます
- 春・秋の行楽シーズンなど、満車となり利用できない場合があります。 当日の空き状況は公式トップページの「ご利用状況」で確認できます
- 西立川口駐車場付近にはサイクリングロードがあるため、入庫時は注意するよう案内されています
なお、みどりの文化ゾーン(無料区)へ車で行く場合は立川口駐車場を使うよう公式に案内されています。また、公式が「目的地の例」にこどもの森を挙げているのは砂川口だけです。遊具目当ての子連れにとっては、この一点が駐車場選びの決定打になります。
目的地から逆算する|子連れはどこに停めるべきか
ここが本題です。公式の各施設ページに書かれた「ゲートからの徒歩時間」を、目的地の側から並べ直しました。太字が最短です。
| 目的地(子連れの主要スポット) | 立川口から | 西立川口から | 砂川口から |
|---|---|---|---|
| 渓流広場 | 約25分 | 約10分 | 約30分 |
| わんぱくゆうぐ | 約18分 | 約13分 | 約25分 |
| みんなの原っぱ | 約20分 | 約15分 | 約20分 |
| こどもの森 | 約35分 | 約25分 | 約23分 |
| 花の丘(秋のコスモス) | 約37分 | 約33分 | 約4分 |
読み方は3通りです。
未就学児メインなら西立川口。 わんぱくゆうぐ約13分・みんなの原っぱ約15分・渓流広場約10分と、小さい子が過ごす場所が半径15分にまとまっています。わんぱくゆうぐはみんなの原っぱに隣接していて、遊具の周りがゴム舗装と公式に明記されている数少ないエリアです。ふわふわドーム・複合遊具・ローラーすべり台・ブランコ・どろんこ池などが揃い、ゆらゆらブランコには専用の固定ベルトが原っぱ南売店にある旨も案内されています。電車なら西立川駅公園口から徒歩約2分で、車でも電車でも西立川が最短です。
小学生も一緒で「こどもの森」が本命なら砂川口。 こどもの森は砂川口から約23分、西立川口から約25分、立川口からは約35分。3か所の差は最大12分ですが、帰りは子どもが疲れている往路の倍以上に感じる区間です。ただし砂川口は駅からが遠く(武蔵砂川駅より約20分)、車前提のゲートになります。
秋のコスモスが目当てなら砂川口一択。 花の丘は面積約10,000㎡で公園内で一番大きな花畑です。砂川口から徒歩約4分、立川口からは約37分。この差は他のどの組み合わせよりも極端で、停める場所を間違えると往復1時間以上を移動に取られます。
なおベビーカーの貸出台数・返却ルール・パークトレインでの扱いは、国営昭和記念公園のベビーカー完全ガイドに分けてまとめています(貸出は3ゲート合計35台・当日先着順です)。
入園料と開園時間|中学生以下は無料
| 区分 | 入園料 | 2日間通し券 | 年間パスポート |
|---|---|---|---|
| 大人(高校生以上) | 450円 | 500円 | 4,500円 |
| 団体(高校生以上・20人以上) | 290円 | 350円 | ― |
| シルバー(65歳以上) | 210円 | 250円 | 2,100円 |
| 小人(中学生以下) | 無料 | 無料 | 無料 |
子連れの費用は「大人の人数×450円+駐車料900円」だけで計算できます。大人2人+子ども2人なら1,800円。中学生以下が完全無料なので、未就学児から中学生までは何人いても入園料は増えません。65歳以上は年齢の証明(運転免許証・健康保険証など)の提示を求められる場合がある旨が公式に記載されています。
開園時間は次のとおりです。
| 時期 | 有料区・無料区(みどりの文化ゾーンを除く) | みどりの文化ゾーン |
|---|---|---|
| 3月 | 9:30〜17:00 | 8:30〜17:00(春分の日〜3月末は17:30閉園) |
| 4月〜9月 | 9:30〜17:00(土日祝は18:00閉園) | 8:30〜18:00 |
| 10月 | 9:30〜17:00 | 8:30〜17:00 |
| 11月〜2月 | 9:30〜16:30 | 8:30〜16:30 |
秋の落とし穴は11月です。 10月までは17:00閉園ですが、11月に入ると16:30閉園に切り替わります。駐車場の入口は閉園30分前に閉門、こどもの森は閉園30分前まで(ふわふわドームの「雲の海」は閉園45分前まで)なので、11月に砂川口から入ってこどもの森で遊ぶ場合、逆算すると15:45には遊びを終える計算になります。紅葉の時期ほど日没が早く、時間が足りません。
休園日は年末年始(12月31日・1月1日)と1月の第3月曜日から金曜日です。当日に限り再入園が可能で、ゲートで再入園券が発行されます。弁当の持ち込みは自由(ゴミは持ち帰り、レストランへの持ち込みは不可)です。キャッシュレス決済は一部対応ですが、イベント・レンタル・パークトレインなどは現金のみなので、小銭は用意しておいてください。
2026年度の無料入園日は5月9日(土)・5月10日(日)(春の都市緑化推進運動)、9月21日(月・祝)(敬老の日/65歳以上の方に限る)、10月24日(土)・10月25日(日)(秋の都市緑化月間)です。駐車料金は別途必要と明記されています。秋に狙うなら10月24日・25日ですが、無料日は混雑が読めない点は織り込んでおいてください。
秋の見どころ|コスモス・黄葉の見頃は公式が示す範囲で
公式の「花・植物」ページに掲載されている、秋の主な見頃時期です。公式自身が「開花期の中でも、見頃は年によって変化するため『花だより』で詳細をご確認ください」と注記しているため、下表はあくまで平年の目安として扱ってください。
| 花・樹木 | 公式の見頃時期 | 公式が挙げている場所 |
|---|---|---|
| ヒガンバナ | 9月中旬〜10月上旬 | こもれびの丘・こもれびの里 |
| キンモクセイ | 9月下旬〜10月中旬 | 公園内各所 |
| コスモス・キバナコスモス(花畑) | 9月上旬〜11月上旬 | 「年によって変化」 |
| ダリア・コウテイダリア | 7月中旬〜11月中旬 | ダリアの庭・原っぱ南花畑周辺 |
| イチョウ(黄葉) | 10月下旬〜11月下旬 | カナールイチョウ並木・かたらいのイチョウ並木など |
| モミジ類(紅葉) | 10月下旬〜12月上旬 | 日本庭園・花木園・こもれびの丘など |
注目すべきはコスモスの場所が「年によって変化」と書かれていることです。花の丘は園内最大の花畑ですが、公式は「秋はコスモス」と書く一方で、花畑ごとの作付けは年によって変わると明示しています。「今年はどの花畑にコスモスが咲くか」は、その年の花だよりで確認するしかありません。砂川口に停めるかどうかもここで決まるので、出発前の確認は必須です。
黄葉は、カナールイチョウ並木が200m、かたらいのイチョウ並木が300mにわたる並木で、公式は「黄金のトンネル」と表現しています。サイクリングコース沿いやこどもの森もおすすめとして挙げられています。イベントは9月〜10月に「コスモスまつり」、11月に「黄葉・紅葉まつり」が開催される旨が記載されています。
紅葉のライトアップイベント「秋の夜散歩」については、2026年の開催情報は確認時点で公式サイトに掲載されていません。掲載されているのは2025年版(2025年10月30日〜11月30日、点灯時間16:30〜20:30・最終入園20:30・閉園21:00)で、かたらいのイチョウ並木とカナールは公園入園料のみ、日本庭園の夜間観賞は別途「日本庭園ライトアップ観賞券」(大人・シルバー1,200円/小中学生600円・事前販売)という料金体系でした。2026年の日程・料金は未発表なので、同じ条件で開催される前提で計画しないでください。
子連れの回り方|年齢別のモデル
公式に書かれている徒歩時間と施設内容だけを組み合わせた、無理のない動き方です。
0〜2歳(歩く距離を最小にしたい)=西立川口ベース。 西立川口駐車場に停め、渓流広場(約10分)→みんなの原っぱ(約15分)→わんぱくゆうぐ(約13分)の三角形で完結させます。この3か所は互いに近く、わんぱくゆうぐはみんなの原っぱに隣接。みんなの原っぱは南北約400m・東西約300m・約11haの広さで、中央に高さ20m以上の大ケヤキがあります。赤ちゃん休憩室は西立川口と原っぱ中央管理棟の2か所が動線上に入ります。離乳食を温める電子レンジは公式に「ご用意はありません」と明記されているので、常温で食べられるものを持参してください。
3〜6歳(遊具をがっつり)=砂川口ベース。 砂川口駐車場から花の丘(約4分)で秋のコスモスを見て、こどもの森(約23分)へ。こどもの森には雲の海(ふわふわドーム/中学生以下専用)、虹のハンモック(小学生以下専用)、空のすべり台・風のすべり台(ローラーすべり台)、石の谷、地底の泉、霧の森などがあります。「ドラゴンの砂山」は安全基準の強化により登頂できない旨が公式に記載されているので、砂山に登る前提で期待させないほうが無難です。森の家には救護室と赤ちゃん休憩室があります。
全年齢共通の注意。 虹のハンモックは点検で終日利用できない日があり、公式のお知らせでは11月11日(水)が該当します(他は5月13日・7月8日・9月9日・2027年1月13日)。10月に休止日はありません。園内の移動にはパークトレインもありますが、一周約50〜60分、ルートは6つのうち日によって変わり、料金は大人400円・中学生以下(4歳以上)200円で現金のみです。
公式サイトで分かりにくかった点
読み違えやすい箇所を、事実として指摘しておきます。
- 「2026年6月1日〜11月27日は工事で休館」は公園全体の話ではありません。 開園時間・休園日ページの休園日の項に「※大規模リニューアルに伴い、令和8年(2026)6月1日(月)〜11月27日(金)で工事を実施いたします。期間中は休館となりますので、ご注意ください」という注記がありますが、これは直前の文が説明している昭和天皇記念館についてのもので、「休園」ではなく「休館」です。公園そのものは通常どおり開いています。 休園日の見出しの下にあるため、秋の来園計画ごと取りやめてしまいかねない配置です。
- 駐車場の収容台数は「各種料金」ページには載っていません。 料金ページにあるのは金額だけで、台数(立川口1,755台など)は「アクセス」ページ側にあります。料金ページだけを見て「どこが大きいか」を判断できません。
- 「利用制限」一覧の見出しが長期休止に見えます。 「虹のハンモック/点検のお知らせ(5月〜2027年1月)」と表示されますが、中身は単日5回の点検日です。9か月間ずっと使えないという意味ではありません。
- 花の丘のページに見頃時期が書かれていません。 「春はポピー、秋はコスモス」という記載のみで、見頃時期は別の「花・植物」ページ側にあります。しかもそちらでは場所が「年によって変化」とされており、2ページを突き合わせないと計画が立てられません。
- レインボープールは営業終了済みです。 「水あそび広場」とあわせて営業終了し、理由は施設の老朽化と昭島口周辺エリアの再整備。跡地は官民連携により「親水空間」へ生まれ変わる予定と記載されていますが、最寄りゲートからの徒歩時間の記載はありません。夏の水遊び目的で昭島ゲート側に停める計画は成り立ちません。
- 花みどり文化センターの南エレベーターが当面の間、使用休止中です。 同センターは赤ちゃん休憩室7か所のひとつなので、ベビーカーでの上下移動を当てにしている場合は影響します。
まとめ|料金は同じ。だから「歩く分数」で決める
国営昭和記念公園の駐車場選びは、普通車900円という同一料金である以上、目的地までの徒歩時間だけで決まります。未就学児中心なら西立川口、こどもの森なら砂川口、秋のコスモスなら砂川口(花の丘まで約4分)。台数最大の立川口は、子ども向けエリアからは軒並み最遠です。
入園料は中学生以下が無料なので、子どもが何人いても大人分+駐車料だけ。一方で11月は16:30閉園・駐車場入口は16:00閉門という時間の締まりが最大の制約になります。コスモスの咲く場所は年によって変わるため、出発前に公式の花だよりを確認してから停める場所を決めてください。
情報は2026年7月時点の公式記載です。料金・時間・開花状況は変更されることがあるため、出発前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
出典:国営昭和記念公園 公式ホームページ(showakinen-koen.jp)|確認日 2026年7月27日
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