赤ちゃん・子供にピーナッツはいつから?粒は5歳までNG・バターは離乳食後期から【アレルギー・2026】
「ピーナッツはいつから?」を完全ガイド。粒は5歳まで誤嚥NG、ペーストなら9ヶ月頃から少量可。月齢別の目安量、重篤になりやすいアレルギー対策、初めての安全な与え方まで解説します。
目次9項目
なぜ粒は5歳までNG?
- 誤嚥リスク:気管に入ると窒息の危険
- 消費者庁は「豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は、5歳以下の子どもには食べさせないでください」と注意喚起(以前の「3歳頃まで」から2021年1月に「5歳以下」へ引き上げ・2026年9月4日確認)
- 日本小児科学会も「ピーナッツなどの豆類:未就学児(特に5歳以下)には避ける」としています(2026年9月4日確認)
- 消費者庁によると、小さく砕いた場合でも気管に入りこむと肺炎や気管支炎になるリスクがある
- 一方でアレルギー予防の観点から、ペースト状なら早めに少量試すのが推奨される時代に(厚生労働省ガイド「摂取開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠はない」)
月齢別の進め方
〜6ヶ月
- 与えない
- 母乳・ミルク・離乳食初期に集中
7〜8ヶ月
- 基本は与えない
- アレルギー高リスク児は医師相談の上で検討
9〜11ヶ月
- ピーナッツバター(無糖・無塩)をお粥や野菜ペーストに少量混ぜる
- 耳かき1杯から
- 初回は午前中に
1〜2歳
- ペースト状なら少量OK
- パンに薄く塗る、ヨーグルトに混ぜる
- 粒はまだNG
3〜5歳
- ペースト・薄く塗ったピーナッツバターは可
- 粒・砕いたものは消費者庁の注意喚起どおり5歳以下は与えない
6歳以降
- 粒のままでも可(よく噛める子から)
- ただし食事中はおとなしく座って食べる
量の目安
| 年齢 | 1日の目安 |
|---|---|
| 9〜11ヶ月 | ピーナッツバター耳かき1杯 |
| 1歳 | 小さじ1/4 |
| 2歳 | 小さじ1/2 |
| 3〜5歳 | ペーストで小さじ1(粒・砕いたものは与えない) |
アレルギー対策
ピーナッツアレルギーは重篤化しやすい
- アナフィラキシーの原因として多い食品
- 微量でも反応することがある
- 一度発症すると治りにくい
- 落花生は消費者庁の食物アレルギー表示で「特定原材料」(表示義務)に指定されています(2026年9月4日確認)
初めての与え方
- 必ず平日午前中に
- 病院が開いている時間
- ごく少量(耳かき1杯)から
- 単独で与える(他の新食材と組み合わせない)
症状
- 口の周りの赤み・腫れ
- 蕁麻疹
- 嘔吐・下痢
- 咳・呼吸困難・声がれ
- 顔色不良・ぐったり
→ 軽い症状でも受診、呼吸困難があれば救急車。
家族にアレルギー歴がある場合
- 自己判断せず、必ず小児科・アレルギー専門医に相談
- 血液検査や負荷試験を経てから
- 厚生労働省のガイドも「食物アレルギーが疑われる症状がみられた場合、自己判断で対応せずに、必ず医師の診断に基づいて進める」としています(2026年9月4日確認)
注意点・避けたい場面
- 粒のままは5歳以下は絶対NG(誤嚥・窒息)
- 寝ながら・歩きながら・笑いながら食べさせない(消費者庁「物を口に入れたままで走ったり、笑ったり、泣いたりすると窒息・誤嚥するリスク」)
- 節分の豆まきは個包装の豆を使い、子どもが拾って口に入れないよう後片付けを徹底(消費者庁)
- ピーナッツバターは無糖・無塩タイプを選ぶ
- 喉に詰まらないようパンに薄く塗る
- 初めて与えた日は外出・お風呂を避け、様子を見られる時間に
アーモンド・くるみなど木の実は赤ちゃん・子供にナッツはいつから?、同じく窒息リスクの高いぶどうは赤ちゃん・子供にぶどうはいつから?、ほかの食材は食材いつから早見表にまとめています。
我が家のリアル
息子1歳3ヶ月でピーナッツバターデビュー。最初は無糖のものを耳かき1杯、食パンに薄く塗って。
特に問題なく、その後少しずつ量を増やしました。粒は当分完全NGと決めて、節分の豆まきでも大豆だけにしています。
姪っ子はピーナッツアレルギーが判明していて、誕生日会では原材料表示を必ずチェック。チョコ菓子にもピーナッツが入っていることが多く、家族で意識して避けています。
まとめ
- 粒は5歳以下は誤嚥リスクで絶対NG(消費者庁の注意喚起)
- ピーナッツバター・ペーストは9〜11ヶ月から少量可
- 初めては平日午前・少量・単独で
- アナフィラキシーのリスクあり、家族歴あれば医師相談
- 節分の豆まきも要注意
出典
- 消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!―気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで―」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_047/ )|確認日 2026年9月4日 — 2021年1月20日公表。豆やナッツ類など硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせない、小さく砕いた場合でも気管に入りこむと肺炎や気管支炎のリスク、節分の豆まきは個包装を使い後片付けを徹底
- 日本小児科学会 こどもの生活環境改善委員会「食品による窒息 子どもを守るためにできること」(2025年8月改訂 Ver.3)(https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=123 )|確認日 2026年9月4日 — ピーナッツなどの豆類は未就学児(特に5歳以下)には避ける
- こども家庭庁 CDR「食品によるこどもの窒息事故 防ぐための工夫とは?」(https://cdr.cfa.go.jp/contents/2024/05/ )|確認日 2026年9月4日 — 枝豆などの豆類、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせない
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」(こども家庭庁掲載PDF https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/ff38becb-bbd1-41f3-a95e-3a22ddac09d8/8ad42093/20230401_policies_boshihoken_123.pdf )|確認日 2026年9月4日 — 食物アレルギーの発症を心配して離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠はない、食物アレルギーが疑われる症状は自己判断せず医師の診断に基づいて進める
- 消費者庁「食物アレルギー表示に関する情報」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/ )|確認日 2026年9月4日 — 特定原材料(表示義務)の制度、くるみ(2023年3月9日)・カシューナッツ(2026年4月1日)の特定原材料への追加
初めて与えるときは平日の午前中に少量から。家族にアレルギー歴がある場合は事前にかかりつけの小児科医にご相談ください(本記事は2026年9月時点の情報です)。
関連記事
本記事は医療的アドバイスではありません。アレルギーが心配な場合は小児科・アレルギー専門医にご相談ください。
よくある質問
ピーナッツバターは何歳から食べられますか?
A. 無糖・無塩のピーナッツバターなら、離乳食後期の9〜11ヶ月頃から耳かき1杯の少量で試すのが当サイトの目安です。1歳でパンに薄く塗る程度、2歳で小さじ1/2程度に増やします。
ピーナッツバターは1歳・2歳ならどのくらい?
A. 1歳は1日小さじ1/4、2歳は小さじ1/2が目安です。パンに薄く塗るかヨーグルトに混ぜ、喉に貼りつかないよう水分と一緒に与えます。
赤ちゃんへのピーナッツの進め方は?
A. まず粒は与えず、9〜11ヶ月頃にペーストを耳かき1杯からお粥などに混ぜて始めます。平日午前に単独で、初日は外出を避けて様子を見ます。湿疹がある・家族にアレルギー歴がある場合は先に医師へ相談してください。
ピーナッツ(落花生)の粒はいつから食べられますか?
A. 消費者庁は「硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで」と注意喚起しているため、粒は6歳以降、よく噛める子からが目安です。小さく砕いても気管に入ると肺炎などのリスクがあります。
ピーナッツパンやピーナッツクリームは何歳から?
A. 粒の入っていないピーナッツクリーム(ペースト)を薄く塗ったものなら1歳頃から少量が目安です。市販品は砂糖が多いので量を控え、粒入りは5歳以下には与えません。
ピーナッツを初めて食べさせるときの注意は?
A. 平日午前に、ペーストを耳かき1杯、他の新食材と組み合わせずに与えます。口の周りの腫れ・蕁麻疹・咳や呼吸の苦しさが出たら受診し、呼吸困難なら救急車を呼びます。
アレルギー予防のために早く始めたほうがいい?
A. 厚生労働省のガイドは「特定の食物の摂取開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠はない」としています。ただし早期開始を自己判断で急ぐ必要はなく、湿疹やアレルギー歴がある子は医師と相談して進めてください。


