育児休業とは|定義・期間・対象・取り方の完全ガイド
「育休っていつから・いくつまで取れるの?」「パパも取れるの?」——育児休業は子どもが原則1歳になるまで取得できる、育児・介護休業法に基づく労働者の権利です。本記事は2026年5月時点の制度概要をやさしく整理しました。
目次10項目
著者: ながみー(4歳娘・2歳息子の父/編集長)・最終更新 2026年5月
結論|育児休業の基本
- 正式名称:育児休業
- 根拠法:育児・介護休業法
- 対象:1歳未満の子を養育する労働者(男女問わず)
- 期間:原則 子が1歳になるまで(保育所に入れない等で最長2歳まで延長可)
- 申請先:勤務先(事業主)
- 給付金:雇用保険から「育児休業給付金」が支給される
育児休業とは何か
育児休業(育休)は、 「労働者が原則1歳に満たない子を養育するために取得できる休業」 で、 育児・介護休業法 に基づく労働者の権利です。男女問わず、有期雇用労働者(一定の要件あり)も含めて取得できます。職場復帰を前提とした制度で、休業中の所得補償として 「育児休業給付金」 が雇用保険から支給されます。
主な目的
- 子の養育と仕事の両立支援
- 職業生活の継続
- 男女ともに育児に参加できる環境づくり
- 出生率向上・少子化対策
育児休業の対象者
| 区分 | 対象になるか |
|---|---|
| 正社員 | 〇 |
| パート・契約社員 | 〇(一定の要件あり) |
| 派遣社員 | 〇(派遣元と契約) |
| 日雇い | × |
| 公務員 | 〇(別法令) |
有期雇用労働者の要件
2022年4月以降、勤続1年以上の要件は撤廃され、子が 1歳6か月までに契約満了が明らかでないこと が主な要件となっています。
育児休業の期間
原則
- 子が 1歳になるまで (女性は産後休業終了後から、男性は出生日から)
延長
- 保育所に入れないなどの理由で 最長2歳まで延長可能
- 1歳→1歳半、1歳半→2歳と段階的に申請
パパ・ママ育休プラス
両親ともに育休を取得する場合、 子が1歳2か月 に達するまで取得可能(個別の取得期間は最大1年)。
産後パパ育休(出生時育児休業)
2022年10月施行。 子の出生後8週間以内に最大4週間 取得できる男性向け制度。 2回に分割 して取得可能。
申請方法
ステップ1:勤務先に申し出
- 原則、休業開始1か月前まで に書面等で申出
- 産後パパ育休は2週間前まで
ステップ2:必要書類の提出
- 育児休業申出書
- 母子手帳のコピー(出生証明)
- 続柄の確認できる書類
ステップ3:給付金の申請
- 勤務先がハローワークに手続き
- 通常 2か月ごとにまとめて支給
育児休業給付金との関係
育児休業中の所得補償は 「育児休業給付金」 という別制度で支給されます。
| 期間 | 給付率 |
|---|---|
| 育休開始〜180日 | 休業開始時賃金の 67% |
| 181日目以降 | 50% |
詳しくは関連記事の「育休給付金とは」をご参照ください。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 子と過ごす時間を確保できる | 給付金は満額ではない |
| 職場復帰が保障される | キャリアブランクの不安 |
| 男女ともに取得可能 | 職場の理解に差がある |
| 健康保険・厚生年金が免除 | 復職時の保育所確保が課題 |
我が家のリアル
我が家は娘の出産時、私(父親)も 2か月の育休 を取得しました。当時は「男性育休はまだ珍しい」という空気でしたが、産後の妻のサポート・新生児の沐浴・夜間授乳の半分担当ができたことで、夫婦の関係性も育児スキルも一気に育ちました。息子のときは制度改正を活用し、 産後パパ育休(出生時育児休業) を分割取得。1回目は出産直後、2回目は妻の体調が落ちた頃に集中取得。給付金は満額ではないけれど、 子どもの最初の数か月は二度と戻らない時間 です。職場には早めに相談し、引き継ぎ資料を作って臨むのがコツでした。
まとめ
- 育児休業は 男女問わず取得できる労働者の権利
- 原則1歳まで、保育所に入れない場合は最長2歳まで
- 産後パパ育休(出生後8週間以内に最大4週間)も活用可能
- 育児休業給付金(67%→50%)で所得補償
- 申請は原則1か月前まで
関連記事
※ 本記事は2026年5月時点の育児・介護休業法および関連制度の一般情報をもとに作成しています。制度の詳細・最新の改正情報は 厚生労働省・都道府県労働局・お勤め先の人事担当 にご確認ください。
よくある質問
ながみー(きょうのこ運営)
共働き家庭で子育て中の運営者。「今日どうする?」を決めやすくするためのサイトを運営しています。


