親が寝転んだままできる遊び|体調不良・妊娠中・ワンオペの日の1〜3歳、準備0〜5分
熱がある、つわりで起きられない、ワンオペ3日目で「遊ぶのがめんどくさい」と思ってしまう。そんな日に1〜3歳の子を家でどう遊ばせるかをまとめました。結論は、親は布団から動かず、家にあるもので30分。準備0〜5分・片付け1分以内の遊びだけを選び、月齢の目安と安全の注意は厚生労働省・こども家庭庁・消費者庁の公開資料に沿って書いています。
目次9項目
結論:親が起き上がれない日は、手遊び歌5分→懐中電灯のライト追いかけ10分→ぽっとん落としかセンサリーバッグ10分→絵本5分の30分で十分です。親は最初から最後まで布団の上で、立つのはカーテンを閉めるときだけ。準備は合計0〜5分、片付けは合計1分以内の遊びだけを選びました。30分が終わったら、あとは横になっていてかまいません。5分しか動けない日は、手遊び歌と絵本の2つだけで成立します。
なぜ「寝転んだまま30分」なのか
Q&Aサイトで親が書いているのは「遊ぶのがめんどくさい」「親失格です」「毎日後悔します」という言葉です。その質問に対して支持を集めた回答は、遊びを増やす方向ではありませんでした。
「1日30分向き合えば十分」「絵本は寝転んで読めばいい」「足で尺取り虫をすれば親は動かなくていい」。つまり、量を減らして続けられる形にする、という答えです。
公式の発達の目安も、寝転んだままの遊びと相性がよいものです。厚生労働省の乳幼児身体発育調査では、ひとり歩きが90%以上でできるのは1年3〜4か月。
1歳前半はまだ「走らせて疲れさせる」より、手を使う遊びの時期です。保育所保育指針は1歳以上3歳未満の子について「つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し」「水、砂、土、紙、粘土など様々な素材に触れて楽しむ」と書いています。
指先で触る遊びは、親が横で見ているだけで成り立ちます。
2歳になると、母子健康手帳の目安に「大人の身振りのまねをしますか」という項目が入ります。寝転んだ親の手遊びをまねする、という遊びそのものが、この時期の目安に沿っています。
3歳の目安には「ままごと、ヒーローごっこなど、ごっこ遊びができますか」があり、絵本の代わりに子の名前で作り話をする「タッチストーリー」がここに当たります。
使い方の順番(30分)
動く遊びを先、静かな遊びを後に置いています。最後が絵本なので、そのまま添い寝に流せます。
| 時間 | 遊び | 親の姿勢 | ねらい | 区切りの声かけ |
|---|---|---|---|---|
| 0〜5分 | 手遊び歌・ふれあい遊び | 寝転んだまま | 体に触れて「今日も遊ぶよ」の合図。準備0分 | 「つぎは、まっくらにするよ」 |
| 5〜15分 | 懐中電灯のライト追いかけ | 座ったまま(布団の上でよい) | 子が光を追って動く。動きたい欲をここで消化 | 「ライトはおしまい。ぽっとんする?」 |
| 15〜25分 | ぽっとん落とし または センサリーバッグ | ぽっとんは座ったまま、センサリーバッグは寝転んだまま | 一人で手を動かす10分。親は横で見ている | 「ぜんぶ入ったね。えほんにしよう」 |
| 25〜30分 | 絵本(親は寝転んだまま) | 仰向け、絵本を胸の上 | 静かにして終わる。読めない日は「これなに?」だけ | そのまま横になる |
懐中電灯の遊びだけは子が動くので、家具の角から離れた場所で。1歳前半でまだ歩きが安定しない子は、この10分をセンサリーバッグに置き換えて、30分すべてを布団の上で終えてもかまいません。
5分しか動けない日は、手遊び歌→絵本の順で。どちらも準備0分・片付け0分です。
月齢別に、どれが向くか
| 月齢の目安 | 向く遊び | 理由(公式の目安) |
|---|---|---|
| 1歳0〜5か月 | 無限ティッシュ、センサリーバッグ、センサリーボトル、ぽっとん落とし | ひとり歩きは1年3〜4か月で90%(厚労省)。歩き回るより「つまむ・引っ張る」の時期 |
| 1歳6か月〜1歳11か月 | ぽっとん落とし、懐中電灯のライト追いかけ、手遊び歌 | 「意味のあることばをいくつか話しますか」(母子健康手帳・1歳6か月)。光を「つかまえて」の指示が通り始める |
| 2歳 | 手遊び歌、懐中電灯の影絵、絵本 | 「大人の身振りのまねをしますか」(母子健康手帳・2歳)。まね遊びが成立する |
| 3歳 | 絵本のタッチストーリー、懐中電灯の影絵 | 「ごっこ遊びができますか」(母子健康手帳・3歳)。子の名前で作り話をすると乗ってくる |
布ひらひら・いないいないばあの月齢の目安は1歳までです。1歳を過ぎた子には、布を親の足にかけて「あしが消えた」のように、子が当てる側に回る形にすると続きます。
遊び方カード(準備時間・親の姿勢・安全つき)
各カードの準備の分数と片付けの分数は目安で、家庭により前後します。親の姿勢が「寝転んだまま」の遊びを中心に、「座ったまま」の懐中電灯とぽっとん落としを加えています。
手遊び歌・ふれあい遊び
「いっぽんばし」「あたま かた ひざ ポン」。道具ゼロ・準備ゼロ、寝転んだままでもできる。
- 対象
- 2か月〜3歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安5分
使うものなし
- 0歳: 「いっぽんばし こちょこちょ」を手のひら→足の裏→お腹の順に
- 1歳: 「あたま かた ひざ ポン」を親が寝転んだまま、子の体を触って進める
- 2歳〜: 「むすんで ひらいて」で最後の「その手を○○に」を子に決めさせる
飽きたら足で「尺取り虫」(寝転んで両足を伸ばし、子を足の上に乗せて上下)/親の両足でトンネルを作ってくぐらせる
上位記事: 上位記事14本に登場/Q&Aサイト: 知恵袋で「親が疲れない遊び」として推奨(足で尺取り虫)
懐中電灯のライト追いかけ・影絵
部屋を暗くして床に光を当てるだけ。子が光を追いかけて走り回り、親は座ったまま。
- 対象
- 1歳〜4歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は座ったまま
- 体力
- ほどよく動く・目安10分
使うもの懐中電灯またはスマホのライト


- カーテンを閉めて部屋を暗めに。床に光の丸を出して「つかまえて」
- 光をゆっくり動かし、子が踏んだら「つかまった!」。壁に上げると背伸びする
- 壁に手の影で犬・鳥を作る。2歳は自分の影で「大きくなった」
飽きたらぬいぐるみに光を当てて「見つけた」の宝探し/寝る前は光を天井に当てて動かし、ゆっくり静かに(入眠へ)
我が家では1歳8か月で約10分。私はソファに座ってライトを動かす係でした。速く動かしすぎると見失ってしまい、ゆっくり動かした方が楽しそうに追いかけました。
- 走って追う遊びは家具の角から離れた場所で。転倒・転落は0〜1歳の事故で最も多い(こども家庭庁)。 こども家庭庁 事故防止ハンドブック(転落・転倒)
- 懐中電灯の電池(特にボタン電池)は誤飲すると化学やけどの危険。電池蓋がねじ止めの物を使い、子に分解させない(消費者庁)。 消費者庁 子ども安全メール Vol.547
上位記事: 「2歳を疲れさせる」上位2本で「大人は座ったまま」の遊びとして紹介/Instagram: ほいくる「かげ絵」ほか影絵投稿多数
ぽっとん落とし(空き箱・ミルク缶に落とす)
穴に入れて「ぽとん」と落ちる音を聞く。1歳前後が黙って10分続ける、SNSで最も伸びている家遊び。
- 対象
- 10か月〜2歳6か月
- 準備/片付け
- 約3分/約1分
- 親
- 親は座ったまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うもの空き箱(ティッシュ箱・靴箱)またはミルク缶/落とす物: ペットボトルのキャップを2個貼り合わせた物、ヨーグルトのカップ、洗濯ばさみ など


- 箱のフタに、落とす物より少し大きい穴をカッターで開ける(縁はテープで覆う)
- キャップは2個を背中合わせにテープで貼って、口に入らない大きさにする
- 親が1個落として音を聞かせる。あとは子のペース。全部落としたらフタを開けて「じゃーん」
飽きたら穴を2種類にして大きい物・小さい物を分ける/ミルク缶なら排水口カバーの穴に細い物を差す(100均)/靴箱の横に出口を作って「無限ぽっとん」
我が家では1歳3か月で約15分。私はすぐ横でコーヒーを飲みながら見守っていました。最初は穴を小さく作りすぎて入らず、すぐ怒ってしまったので、穴は落とす物より一回り大きくしてからが本番でした。
- キャップ1個は直径約3cmで口(約4cm)に入る(消費者庁)。必ず2個貼り合わせるかヨーグルトのカップなど大きい物を使い、遊びは親の目の前で。 消費者庁 子ども安全メール Vol.544
Instagram: トピック「ぽっとん落とし」リール2.8万本/@macopi_asobi 140万再生/@mukun_mama 82万再生/@shachi_asobi 57万再生/@rii_asobi 35万再生/上位記事: 上位記事7本に登場
センサリーバッグ(ジップロック+保冷剤のジェル)
袋の上から押す・つぶす。汚れない感触遊びの代表。寝転んだままでも渡せる。
- 対象
- 4か月〜2歳
- 準備/片付け
- 約3分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うものジップロック(冷凍用の厚手)/保冷剤の中身のジェル、または水+少しの油/ボタン・ビーズ・目玉シール(あれば)/テープ


- 袋にジェル(保冷剤1個分)と、動かして遊ぶ物を数個入れ、空気を抜いて閉じる
- もう1枚の袋に入れて二重にし、口をテープで留める
- 床に置いて、上から押す・指で中の物を動かす。0歳は親が手を添える
飽きたら床にテープで固定して「窓」にする(はいはい期)/中の目玉シールを「モンスター」にして追いかけっこ
我が家では1歳6か月で約10分。私は隣で夕飯の献立をスマホで考えながら見守れました。袋を1枚だけにしたら少し液漏れしたので、次から二重にしています。
- 袋をかじって破片が出ると窒息のおそれ(こども家庭庁)。二重にしてテープで留め、噛む子は親の目の前だけで。 こども家庭庁 事故防止ハンドブック(窒息・誤飲)
- 子どもの口は直径約4cm。それより小さい物は口に入り誤飲の原因になる(消費者庁)。小さい部品は使わない。 消費者庁 子ども安全メール Vol.544
Instagram: @renamama_asobi 34万再生/@yuri_chiiku 29万再生/YouTube: おりん「ムニムニバッグ」300万回
絵本(親は寝転んだまま)・タッチストーリー
親が寝転び、子を隣に。読むのがつらい日は「子どもが主役のお話」を小声でささやくだけ。
- 対象
- 6か月〜6歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うもの絵本
- 親が仰向けに寝転び、絵本を胸の上に。子は隣か親の上に
- 疲れている日は文字を読まず「これなに?」だけで進める
- タッチストーリー: 「○○ちゃんが公園に行きました」と子の名前で作り話。背中を指でなぞりながら
飽きたら子に読んでもらう(覚えている本)/図書館で借りて中身を入れ替える(Q&Aで最多の対処)
Q&Aサイト: 知恵袋の回答で最多(9件)。「親の負担が少ない遊び」として/上位記事: 上位記事12本/「疲れさせる」上位で「寝ながら可」と明記
無限ティッシュ(ティッシュ箱+ハンカチ)
引っぱっても引っぱっても出てくる。ティッシュを全部出したい1歳の欲求を安全に消化。
- 対象
- 6か月〜1歳6か月
- 準備/片付け
- 約3分/約1分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うもの空のティッシュ箱/ハンカチ・ガーゼ・靴下など布5〜8枚
- 布の端と端を軽く結んで1本につなぐ
- ティッシュ箱の取り出し口から端を少し出して、残りを箱に詰める
- 渡して、出し切ったら親が詰め直す。3回目からは子が詰めようとするので待つ
飽きたら布の代わりにスカーフを使うと長く伸びて盛り上がる/ペットボトルの口からリボンを引く「無限リボン」
- ひもや布が首に巻きつかない長さ(1本30cm以内)にして、結び目でつなぐ。 こども家庭庁 事故防止ハンドブック(窒息・誤飲)
Instagram: 「#無限ティッシュ」の家庭アカウント投稿多数/@choko_asobi 3万再生/YouTube: りぃ「無限リボン」2.8万回
センサリーボトル(ペットボトル+水+ビーズ)
振る・転がす・眺める。一度作れば何か月も使え、静かで汚れない。
- 対象
- 4か月〜2歳
- 準備/片付け
- 約5分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うもの小さめのペットボトル/水/ボタン・ビーズ・ストローの切れ端など/食紅や絵の具(あれば)/テープ
- ペットボトルに水を7分目、中に入れる物を数個。色をつけるなら食紅を1滴
- フタを閉め、フタの周りをテープでぐるぐる巻いて開かないようにする
- 寝転んだ子の横で転がす/座れる子は振らせる
飽きたら水の代わりに洗濯のりを入れるとゆっくり落ちる(100均)/2本作って音の違いを聞き比べ
- フタが開くと中の小物を誤飲するおそれ。フタはテープで固定し、緩んだら作り直す。口は直径約4cm(消費者庁)。 消費者庁 子ども安全メール Vol.544
YouTube: ゆか「100均オーロラセンサリーボトル」40万回
布ひらひら・いないいないばあ
ガーゼやハンカチを顔の上でひらひら。追視と「ばあ」で笑う、寝転んだままの定番。
- 対象
- 3か月〜1歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安5分
使うものガーゼ・ハンカチ・薄いタオル
- 親は横に寝転び、赤ちゃんの顔の30cmくらい上で布をゆっくり左右に動かす
- 布を自分の顔にかけて「いない いない…ばあ」。3回に1回はテンポを変える
- 布の端を赤ちゃんに握らせて、軽く引っぱりっこ
飽きたら布を赤ちゃんのお腹にふわっと落として「とんだ」/親の足に布をかけて「あしが消えた」
- 掛け物は子どもが払いのけられる軽いものにし、顔にかぶらないようにする(消費者庁)。布を顔に置いたまま離れない。 消費者庁 子ども安全メール Vol.640
上位記事: 0〜1歳向け上位記事9本に登場(布遊び・いないいないばあ)
対象月齢は厚生労働省「乳幼児身体発育調査」の90%通過月齢と母子健康手帳の目安、安全注意は消費者庁・こども家庭庁・日本小児科学会などの公開資料に基づいています(2026年9月確認)。準備・片付けの分数は目安で、家庭により前後します。
状況別の選び方
| 状況 | 1つ目 | 2つ目 |
|---|---|---|
| 発熱・つわりで、とにかく横になりたい | 手遊び歌(足で尺取り虫) | 絵本(読まずに「これなに?」) |
| 下の子を抱っこ・授乳中で片手しか空かない | センサリーバッグ | ぽっとん落とし |
| 15分だけ一人でもたせたい | ぽっとん落とし | 無限ティッシュ |
| 今日は少し動かせたい | 懐中電灯のライト追いかけ | 手遊び歌(親の両足のトンネルをくぐる) |
| 1歳になったばかり | 布ひらひら | センサリーボトル |
| 2〜3歳で言葉が増えてきた | 絵本のタッチストーリー | 懐中電灯の影絵 |
センサリーバッグとセンサリーボトルは、元気な日に作って置いておけば、しんどい日の準備が0分になります。
やらなくていいこと
親の負担を減らすほうが、遊びは続きます。根拠とあわせて並べます。
- 一日中相手をしなくていい。 Q&Aの回答で支持が多かったのは「1日30分向き合えば十分」「誘われたときだけ応じる」でした。この記事の30分は、その30分です。
- 一人遊びを長く期待しなくていい。 Q&Aでは「1歳前半の一人遊びは10分が限界」という回答が支持されています。この記事のぽっとん落とし・センサリーバッグ・無限ティッシュも、集中の目安はそれぞれ10分です。10分で戻ってくるのは普通のことです。
- 起き上がらなくていい。 保育所保育指針が1〜3歳の内容として挙げる「つまむ、めくる」「様々な素材に触れて楽しむ」は、親が横で見ていれば成り立つ遊びです。親が動くことは、遊びの条件に入っていません。
- 毎日新しい遊びを用意しなくていい。 各カードの「飽きたら」は、同じ物の遊び方を変える案です。絵本は図書館で中身を入れ替えるのが、Q&Aで最も多かった対処でした。
- 片付けをがんばらなくていい。 この記事の8つの遊びは、片付けが0分か1分のものだけです。新聞紙や粘土のように広がる遊びは、元気な日に回します。
- 買い足さなくていい。 使うのはティッシュ箱、ハンカチ、ジップロック、ペットボトル、懐中電灯(スマホのライトでよい)、絵本です。
- 動画を全否定しなくていい。ただし線引きはある。 日本小児科医会の提言は「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう」「1日2時間までを目安」としています。母子健康手帳にも2歳以降「テレビやスマートフォンなどを長時間見せないようにしていますか」の項目があります。体調不良の日に短く使うなら、時間を決めて、この記事の30分とは分けて考えるのが線引きです。
- 自分を責めなくていい。 寝込んだ日に絵本1冊と手遊びをしたなら、この記事の「5分版」はやり切っています。
ぐずりや寝つきの悪さが何日も続く、親の体調が戻らない場合は、それぞれ小児科・かかりつけ医に相談してください。妊娠中の体の負担については、主治医の指示を優先してください。
安全に遊ぶために
親が寝転んでいると、子の口元まで手が届くのに時間がかかります。この記事の遊びに関係する公式の注意だけを挙げます。
- 口に入る大きさの物を使わない。 「子どもの口の大きさは直径約4cm。これより小さいものは子どもの口の中に入り、誤飲の原因になる可能性があります」(消費者庁 子ども安全メール Vol.544)。ぽっとん落としのキャップは2個貼り合わせ、センサリーボトルのフタはテープで固定します。
- 袋・フィルムをかじらせない。 「菓子やペットボトルの包装フィルムを口に入れたり、かじったりしていると破片を誤飲・誤えんして、窒息することがあります」(こども家庭庁 事故防止ハンドブック)。センサリーバッグは二重にしてテープで留め、噛む子は親の目の前だけで遊びます。
- 懐中電灯の電池を触らせない。 ボタン電池は「食道や胃などの消化管を損傷(化学やけど)する危険性があり、過去には死亡事故も発生」(国民生活センター)。「未使用又は使用済みのボタン電池は、子どもの手の届かない場所に保管」(消費者庁 Vol.547)。
- 布を顔にかぶせたまま離れない。 「掛布団は、子どもが払いのけられる軽いものを使用し、顔にかぶらないように」(消費者庁 Vol.640)。布ひらひらは、親が寝てしまいそうな日は避けます。
- 万一のとき。 「声を出せない、苦しそうな呼吸、顔色が急に青くなるなど窒息が疑われる変化が現れた場合は、すぐに背中を叩く「背部叩打法」などの応急処置」(消費者庁 Vol.566)。寝転んでいても、子が見える向きで横になります。
出典
- 出典:消費者庁 子ども安全メール Vol.544(子どもの口の大きさ)
- 出典:こども家庭庁 事故防止ハンドブック(窒息・誤飲)
- 出典:国民生活センター(ボタン電池)
- 出典:消費者庁 子ども安全メール Vol.547(ボタン電池)
- 出典:消費者庁 子ども安全メール Vol.640(就寝時の窒息)
- 出典:消費者庁 子ども安全メール Vol.566(窒息時の応急処置)
- 出典:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査」(首すわり・寝返り・ひとりすわり・はいはい・つかまり立ち・ひとり歩きの90%通過月齢)
- 出典:こども家庭庁 母子健康手帳 府令様式(令和8年4月施行)
- 出典:厚生労働省 保育所保育指針
- 出典:Yahoo!知恵袋ほかQ&Aサイトの質問・回答(2026年9月時点で確認。本文中で「Q&Aサイトの回答」と示した箇所)
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※本記事は2026年9月時点で、消費者庁・こども家庭庁・日本小児科学会などの公開資料を確認して作成しています。月齢の目安は厚生労働省「乳幼児身体発育調査」と母子健康手帳に基づきます。
準備・片付けの時間は目安で、家庭により前後します。
よくある質問
親が体調不良のとき、子どもを家でどう遊ばせる?
A. 布団から動かない前提で、手遊び歌5分→懐中電灯10分→ぽっとん落としかセンサリーバッグ10分→絵本5分の30分が目安です。それも無理な日は、手遊び歌と絵本の5分だけで成立します。どちらも準備0分・片付け0分です。
妊娠中で上の子と体を使って遊べない。何をすればいい?
A. 親が仰向けのままできる手遊び歌(足で尺取り虫・両足のトンネル)、寝転んだままの絵本、横で見ているだけでよいセンサリーバッグ・ぽっとん落としが向きます。子が動きたい日は懐中電灯の光追いかけを座ったまま。体の負担については主治医の指示を優先してください。
ワンオペで疲れて遊ぶのがめんどくさい。親失格ですか?
A. 同じ質問はQ&Aサイトに何度も出ていて、支持された回答は「1日30分向き合えば十分」「誘われたときだけ応じる」でした。この記事の30分の順番は、その30分を家にあるものだけで組んだものです。毎日同じ遊びでかまいません。
1歳の一人遊びはどれくらい続く?
A. Q&Aの回答では「1歳前半は10分が限界」とされ、この記事のぽっとん落とし・センサリーバッグ・無限ティッシュの集中の目安もそれぞれ10分です。10分で親のところへ戻ってくるのを前提に、次の遊びを1つ決めておくと切り替えが楽です。
寝転んだ遊びばかりで、発達に影響しない?
A. 保育所保育指針が1〜3歳の内容として挙げているのは「つまむ、めくるなどの指先の機能」「様々な素材に触れて楽しむ」で、親が横になっていても成り立つ遊びです。発達について心配が続く場合は、乳幼児健診やかかりつけの小児科で相談してください。


