夕方ぐずる1〜2歳の16時からの30分|家にあるもので切り替えて、早風呂・簡単夕食まで
午後はよく遊んでいたのに、16時をまわると急にぐずりだして、16時半には何をしても泣く。「ホッと一息つける時間だったのに」と感じる1〜2歳の夕方は、遊びを足して疲れさせるより、暗くしたライト追い→お風呂→夕食の順で「切り替える」ほうが着地しやすい時間帯です。この記事は、家にあるものだけで組む16時からの30分と、その先の早風呂・簡単夕食までの流れをまとめます。月齢の目安は母子健康手帳と厚生労働省の発育調査、安全の注意は消費者庁・こども家庭庁の公開資料に基づきます。
目次9項目
結論:16:00にカーテンを閉めて懐中電灯のライト追いを10分、光を浴室まで運んでお風呂遊びを15分、上がったらお手伝い遊び(タオルたたみ・テーブル拭き)を5〜10分やっているうちに簡単夕食が並ぶ、という30分です。準備は3つ合わせて1分、片付けは0分。動く遊びを足して疲れさせるのではなく、「暗くする→水→食べる」と場面を変えていくことで、16時半のぐずりのピークを風呂と夕食で通り過ぎる設計です。
なぜ「疲れさせる」より「切り替え」なのか
Q&Aサイトで1歳半〜2歳の夕方について親が書いているのは、「16時半がぐずりのピーク」「夕方眠すぎて一度暴れる」「16時頃に力尽きて寝てしまう」という声です。そこで効いたと報告された対処は、新しい遊びではなく「16時半までに風呂・簡単夕食・早寝」の前倒しでした。
遊びについての提案はほとんどなく、ここが空白になっています。
この記事では、遊びを「疲れさせる道具」ではなく「次の場面へ連れていく合図」として使います。
- 暗くする(ライト追い):カーテンを閉めて「昼の遊びは終わり」の合図にする
- 水に触る(お風呂遊び):場所ごと変える
- 手を動かす(お手伝い):親が台所にいる間、子は横で「係」を持つ
母子健康手帳には2歳の目安として「大人の身振りのまねをしますか」という項目があります。「お風呂だよ」と言葉で頼むより、親が先にカーテンを閉め、ライトを持って浴室へ歩いていく。
切り替えを「動きで見せる」順番にしているのはそのためです。
なお、生後数か月の赤ちゃんが夕方に泣くのは「黄昏泣き」と呼ばれ、1〜2歳の夕方のぐずりとは分けて考えます。0歳の場合は黄昏泣きとはを参照してください。
16時からの時間割
ピークの16時半を風呂の中で迎える組み立てです。子が力尽きるのが早い日は全体を30分前倒しします。
| 時刻 | 遊び | 親の姿勢 | ねらい・区切りの声かけ |
|---|---|---|---|
| 16:00〜16:10 | 懐中電灯のライト追い | 座ったまま | カーテンを閉めて「暗くなった」。床の光を追わせ、最後に光を廊下→浴室へ動かす。「ライトさん、おふろに行っちゃった」 |
| 16:10〜16:25 | お風呂遊び(レジ袋の水・ペットボトルシャワー) | 立つ | 服を脱ぐ前にレジ袋を渡す。湯は浅めでいい。出るときは「タオルくらげ、ばいばい」 |
| 16:25〜16:35 | お手伝い遊び | 立つ(台所) | 夕食を出す間、タオルたたみか靴そろえの「係」にする。「ごはんできるまでお願いします」 |
| 16:35〜 | 簡単夕食 | 座る | 温めるだけ・並べるだけで十分。ここが今日の着地点 |
| 食後〜就寝前 | 絵本(親は寝転んだまま)→手遊び歌 | 寝転ぶ | 静かな遊びで終える。「あたま かた ひざ ポン」を1回やって布団へ |
肝はライト追いからお風呂への移動です。光を追わせたまま浴室まで運ぶと、「お風呂に入って」と言葉で頼む場面が減ります。
お風呂遊びの準備は、レジ袋1枚とペットボトルに穴を開けるだけの1分です。
遊び方カード(準備時間・親の姿勢・安全つき)
以下のカードは、遊びごとの対象月齢・準備と片付けの分数・親の姿勢・手順・安全の注意をまとめたものです。準備の分数と片付けの分数は目安で、家庭により前後します。
安全の注意はすべて公的機関の公開資料へのリンクつきです。
懐中電灯のライト追いかけ・影絵
部屋を暗くして床に光を当てるだけ。子が光を追いかけて走り回り、親は座ったまま。
- 対象
- 1歳〜4歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は座ったまま
- 体力
- ほどよく動く・目安10分
使うもの懐中電灯またはスマホのライト


- カーテンを閉めて部屋を暗めに。床に光の丸を出して「つかまえて」
- 光をゆっくり動かし、子が踏んだら「つかまった!」。壁に上げると背伸びする
- 壁に手の影で犬・鳥を作る。2歳は自分の影で「大きくなった」
飽きたらぬいぐるみに光を当てて「見つけた」の宝探し/寝る前は光を天井に当てて動かし、ゆっくり静かに(入眠へ)
我が家では1歳8か月で約10分。私はソファに座ってライトを動かす係でした。速く動かしすぎると見失ってしまい、ゆっくり動かした方が楽しそうに追いかけました。
- 走って追う遊びは家具の角から離れた場所で。転倒・転落は0〜1歳の事故で最も多い(こども家庭庁)。 こども家庭庁 事故防止ハンドブック(転落・転倒)
- 懐中電灯の電池(特にボタン電池)は誤飲すると化学やけどの危険。電池蓋がねじ止めの物を使い、子に分解させない(消費者庁)。 消費者庁 子ども安全メール Vol.547
上位記事: 「2歳を疲れさせる」上位2本で「大人は座ったまま」の遊びとして紹介/Instagram: ほいくる「かげ絵」ほか影絵投稿多数
お風呂遊び(レジ袋の水・ペットボトルシャワー・タオルくらげ)
お風呂を嫌がる日に、家にある3つで「入りたくなる」。夕方の切り替えにも。
- 対象
- 1歳〜4歳
- 準備/片付け
- 約1分/0分
- 親
- 親も立って見守る
- 体力
- ほどよく動く・目安15分
使うものレジ袋/ペットボトル(キリで穴を数か所)/フェイスタオル/(あれば)洗面器・コップ


- レジ袋に水を入れて持たせる。重さ・揺れ・穴を開けて出る水を楽しむ
- ペットボトルの側面に穴を開け、水を入れてシャワーに。頭からかけない子は自分の手に
- タオルくらげ: 濡らしたタオルを湯に広げ、真ん中を持ち上げて空気を包み「ぷくっ」
飽きたら洗面器に泡ソープでぶくぶく/食紅1滴で色風呂/ペットボトルのキャップを浮かべてコップですくう
我が家では1歳10か月で約25分。私は浴室内で髪や体を洗いながら一緒に見守っていました。ペットボトルの穴を大きくしすぎて水が一瞬でなくなったので、穴は小さめの方が長く遊べました。
- 3cm以上の深さがあれば乳幼児は溺れる。溺れるとき子どもは声を出さず静かに沈む(こども家庭庁)。水を張った容器から目を離さない。 こども家庭庁「水の危険は近くにあります」
- 入浴中の溺水は0〜1歳が最も多い。大人が洗髪するときは浴槽から出し、入浴後は浴槽の水を抜く(消費者庁)。 消費者庁 入浴中の事故に注意
YouTube: Yahoo!ニュース ぽん先生(保育士)「お風呂で遊べる家にある4つのもの」/上位記事: 「お風呂遊び 家にあるもの」上位9本に登場(溺水の注意を書いた記事は0本)
お手伝い遊び(洗濯物たたみ・雑巾がけ・靴そろえ)
1歳半からは家事そのものが遊び。親の家事が進み、子は満足する。
- 対象
- 1歳6か月〜5歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親も立って見守る
- 体力
- ほどよく動く・目安10分
使うもの洗濯物/雑巾・ウェットシート/靴
- 洗濯物: タオルを渡して「半分こ」。たためなくても「かごに入れる」係にする
- 雑巾がけ: 濡らした雑巾を渡して「線までよーいどん」。床がきれいになるおまけつき
- 靴そろえ: 玄関で「ぜんぶ並べて」。数を数える
飽きたら米とぎ(水を入れる係)/テーブル拭き/洗濯ばさみを外す係(→洗濯ばさみ遊びへ)
- キッチンでは電気ケトル・炊飯器の蒸気・コンロから離す。つかまり立ちでコードを引いて熱湯を浴びる事故がある(こども家庭庁)。 こども家庭庁 事故防止ハンドブック(やけど)
上位記事: 上位記事4本/Q&Aサイト: 知恵袋3件で「家事を遊びに転用して親の時間も回る」と推奨
センサリーバッグ(ジップロック+保冷剤のジェル)
袋の上から押す・つぶす。汚れない感触遊びの代表。寝転んだままでも渡せる。
- 対象
- 4か月〜2歳
- 準備/片付け
- 約3分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うものジップロック(冷凍用の厚手)/保冷剤の中身のジェル、または水+少しの油/ボタン・ビーズ・目玉シール(あれば)/テープ


- 袋にジェル(保冷剤1個分)と、動かして遊ぶ物を数個入れ、空気を抜いて閉じる
- もう1枚の袋に入れて二重にし、口をテープで留める
- 床に置いて、上から押す・指で中の物を動かす。0歳は親が手を添える
飽きたら床にテープで固定して「窓」にする(はいはい期)/中の目玉シールを「モンスター」にして追いかけっこ
我が家では1歳6か月で約10分。私は隣で夕飯の献立をスマホで考えながら見守れました。袋を1枚だけにしたら少し液漏れしたので、次から二重にしています。
- 袋をかじって破片が出ると窒息のおそれ(こども家庭庁)。二重にしてテープで留め、噛む子は親の目の前だけで。 こども家庭庁 事故防止ハンドブック(窒息・誤飲)
- 子どもの口は直径約4cm。それより小さい物は口に入り誤飲の原因になる(消費者庁)。小さい部品は使わない。 消費者庁 子ども安全メール Vol.544
Instagram: @renamama_asobi 34万再生/@yuri_chiiku 29万再生/YouTube: おりん「ムニムニバッグ」300万回
絵本(親は寝転んだまま)・タッチストーリー
親が寝転び、子を隣に。読むのがつらい日は「子どもが主役のお話」を小声でささやくだけ。
- 対象
- 6か月〜6歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安10分
使うもの絵本
- 親が仰向けに寝転び、絵本を胸の上に。子は隣か親の上に
- 疲れている日は文字を読まず「これなに?」だけで進める
- タッチストーリー: 「○○ちゃんが公園に行きました」と子の名前で作り話。背中を指でなぞりながら
飽きたら子に読んでもらう(覚えている本)/図書館で借りて中身を入れ替える(Q&Aで最多の対処)
Q&Aサイト: 知恵袋の回答で最多(9件)。「親の負担が少ない遊び」として/上位記事: 上位記事12本/「疲れさせる」上位で「寝ながら可」と明記
手遊び歌・ふれあい遊び
「いっぽんばし」「あたま かた ひざ ポン」。道具ゼロ・準備ゼロ、寝転んだままでもできる。
- 対象
- 2か月〜3歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親は寝転んだまま
- 体力
- 静かに集中・目安5分
使うものなし
- 0歳: 「いっぽんばし こちょこちょ」を手のひら→足の裏→お腹の順に
- 1歳: 「あたま かた ひざ ポン」を親が寝転んだまま、子の体を触って進める
- 2歳〜: 「むすんで ひらいて」で最後の「その手を○○に」を子に決めさせる
飽きたら足で「尺取り虫」(寝転んで両足を伸ばし、子を足の上に乗せて上下)/親の両足でトンネルを作ってくぐらせる
上位記事: 上位記事14本に登場/Q&Aサイト: 知恵袋で「親が疲れない遊び」として推奨(足で尺取り虫)
新聞紙びりびり→丸めて玉入れ→ゴミ袋ボール
破る・ちらす・丸めて投げる・最後は袋に詰めて大玉に。片付けまでが遊びで、ゴミ袋1枚で終わる。
- 対象
- 8か月〜3歳6か月
- 準備/片付け
- 0分/約3分
- 親
- 親は座ったまま
- 体力
- ヘトヘトになる・目安20分
使うもの新聞紙・チラシ 10枚以上/洗濯かご・段ボール箱/ゴミ袋(45L)


- 親が最初の1枚を「びりっ」と大きく破ってみせる。1歳は端を持たせて一緒に
- 破った紙を上から降らせる「新聞の雪」。2歳は自分で投げ上げる
- 丸めてボールにして、かごに投げ入れる。距離を少しずつ離す
- 最後に全部ゴミ袋へ詰めて口を縛り、大玉にして蹴る・転がす
飽きたら新聞紙を床に敷いて「島」にし、島から島へジャンプ/丸めた玉を足の指でつかんで運ぶ/2歳後半〜: 新聞紙とテープでテントを作って中で絵本
我が家では1歳8か月で約25分もちました。私は横のダイニングで洗濯物を畳みながら見守れました。細かく破りすぎて、最後の片付けに思ったより時間がかかったので、次は大きめに破る係を親がやるつもりです。
- 0歳〜1歳前半は紙を口に入れる。誤飲は9か月がピーク(東京消防庁)。口に入れた紙はその場で取り出し、遊びは親の目の前だけで。 東京消防庁「乳幼児の窒息や誤飲に注意!」
Instagram: トピック「新聞紙遊び」リール6.9万本/@soramame_kids 18.8万再生/@challenge_kids_otakanomori 9.6万再生/YouTube: ぽんちゃんの保育のじかん「新聞テント」120万回/mocaちゃんTime「新聞紙あそび10種類」24万回/上位記事: 上位記事15本に登場(0〜2歳で最多クラス)/Q&Aサイト: 知恵袋の雨の日スレッド8件中4件で回答者が推奨
テレビ・動画体操を「一緒に踊る」
見せっぱなしではなく親も一緒に踊る。罪悪感なく使える線引きと、時間の目安。
- 対象
- 1歳6か月〜6歳
- 準備/片付け
- 0分/0分
- 親
- 親も立って見守る
- 体力
- ヘトヘトになる・目安15分
使うものテレビ・スマホ
- 体操・ダンス動画を1本(5〜10分)だけ選び、親も立って一緒に踊る
- 終わったら「もう1回」ではなく、動画で出てきた動きを画面を消してもう1回
- 家事中に見せるなら「ご飯ができるまで」と終わりを先に言う
飽きたら動画の歌を親が歌って画面なしで踊る/雨の日の「動」の時間に固定
- 日本小児科医会は「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控える」「メディア接触は1日2時間まで」を目安としている。 日本小児科医会「子どもとメディア」提言
Q&Aサイト: 知恵袋13件で動画を容認。「一緒に踊るなら罪悪感が薄い」「家事中だけ」の線引きが語られる/上位記事: 上位記事13本(ダンス・体操)
対象月齢は厚生労働省「乳幼児身体発育調査」の90%通過月齢と母子健康手帳の目安、安全注意は消費者庁・こども家庭庁・日本小児科学会などの公開資料に基づいています(2026年9月確認)。準備・片付けの分数は目安で、家庭により前後します。
月齢で選ぶ
1歳0か月と2歳11か月では動きも言葉もかなり違います。この記事の遊びをカードの対象月齢で分けると次のとおりです。
| 月齢 | 使える遊び | 使わない遊び |
|---|---|---|
| 1歳0〜5か月 | ライト追い(12か月〜)・お風呂遊び(12か月〜)・センサリーバッグ(〜24か月)・手遊び歌・絵本・新聞紙びりびり | お手伝い遊び(18か月〜)・動画体操(18か月〜、小児科医会は2歳までのテレビ・ビデオ視聴を控えるよう提言) |
| 1歳6〜11か月 | 上記+お手伝い遊び。「意味のあることばをいくつか話す」が1歳6か月の目安(母子健康手帳)。「タオルください」と係を言葉で頼む | 動画体操(2歳まで控える目安) |
| 2歳 | 全部。「2語文」「大人の身振りのまね」が目安(母子健康手帳)。靴そろえで「いち、に」と数える、ライト追いは自分の影で遊ぶ | センサリーバッグは対象上限(24か月)を過ぎる。飽きたら新聞紙へ |
厚生労働省の乳幼児身体発育調査では、ひとり歩きは1歳3〜4か月で90%以上が可能とされています。まだ歩き始めていない月齢では、ライト追いは走らせず、座ったまま光を手で追う遊びとして使ってください。
状況別の選び方
親の余力は日によって違います。「今日はどれをやるか」を親の状態から逆引きします。
| 今日の状況 | 選ぶ遊び(2つ) | 補足 |
|---|---|---|
| 親が横になりたい | 絵本(寝転んだまま)・手遊び歌 | 準備0分・道具ゼロ。読むのがつらい日は「これなに?」だけで進める |
| 下の子を抱っこ・授乳中 | センサリーバッグ・絵本 | センサリーバッグは前日に作っておくと当日は渡すだけ。噛む子は目の前で |
| 15分だけもたせたい(夕食を出す間) | お手伝い遊び・センサリーバッグ | お手伝いは台所から離れた場所で。電気ケトル・炊飯器の近くには置かない |
| 今日は動かせたい(昼寝が長かった日) | 新聞紙びりびり・動画体操を一緒に踊る(2歳) | 動く遊びは16時の枠で終え、その後はお風呂へ。動画は5〜10分の1本だけ、親も立って踊る |
| お風呂を嫌がる | ライト追いで浴室へ誘導・お風呂遊び | 「入ろう」と言わず、光とレジ袋を先に浴室へ持っていく |
| 何をしても泣く | 遊びは足さず、抱きしめて夕食へ | Q&Aで親が挙げていた対処は「抱きしめる」と「早めに寝かせる」。切り替えが効かない日もある |
やらなくていいこと
根拠のあるものだけ、「やらなくていい」と言い切ります。
- 夕方に「疲れさせる遊び」を足さなくていい。 Q&Aで効いたと報告された対処は遊びの追加ではなく、風呂と夕食の前倒しでした。動かすなら16時の枠で10分まで、あとは静かな方向へ。
- 夕食を手作りで揃えなくていい。 Q&Aの回答者が挙げた対処は「簡単夕食」でした。温めるだけ・並べるだけの夕食を「今日の着地点」にしてください。
- 30分ずっと相手をしなくていい。 Q&Aでは「1日30分向き合えば十分」という回答が親の支持を集めています。この時間割で親が子と向き合うのは、ライト追いの10分とお風呂の15分だけです。お手伝いの間、親は自分の作業をしています。
- 動画をゼロにしなくていい。 日本小児科医会は「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控える」「1日2時間までを目安」としています。2歳以降なら、5〜10分の体操動画を1本だけ、親も一緒に踊る使い方で、夕方の「動」の枠に入れられます。家事中に見せるなら「ご飯ができるまで」と終わりを先に言います。
- 遊び道具を買わなくていい。 8つの遊びで使うのは、懐中電灯(スマホのライトでも可)・レジ袋・ペットボトル・タオル・洗濯物・ジップロックと保冷剤・絵本・新聞紙だけです。
- ぐずりをゼロにしなくていい。 切り替えても泣く日はあります。その日は抱きしめて夕食へ進み、早く寝かせる。日本小児科医会のリーフレットの言葉を借りれば「遊びは子どもの主食です」。主食の量が日によって違うように、遊びの量も日によって違っていいものです。
夕方のぐずりや寝つきの悪さが何週間も続き、日中の様子も気になる場合は、健診や小児科で相談してください。
安全に遊ぶために
この記事の遊びに関係する公的機関の注意だけを挙げます。
- お風呂遊びの溺水。 こども家庭庁は「たった3cm以上の深さがあれば、乳幼児は溺れる可能性があります」「溺れるとき、こどもは声を出さず、静かに沈むのです」としています。湯を浅くしても目を離さないでください(こども家庭庁 水の危険は近くにあります)。
- 入浴中の事故は0〜1歳が最多。 消費者庁は「子どもの中でも0~1歳の入浴中の溺水事故が最も多い」「大人が洗髪する際には、子どもを浴槽から出しましょう」「入浴後は浴槽の水を抜くことを習慣に」と呼びかけています(消費者庁 caution_052)。
- レジ袋・ジップロックの破片。 こども家庭庁は「包装フィルムを口に入れたり、かじったりしていると破片を誤飲・誤えんして、窒息することがあります」としています。センサリーバッグは二重にしてテープで留め、レジ袋の水遊びは親の目の前だけで(こども家庭庁 事故防止ハンドブック 窒息・誤飲)。
- 懐中電灯のボタン電池。 消費者庁は「未使用又は使用済みのボタン電池は、子どもの手の届かない場所に保管」を求めています。電池蓋がねじ止めの物を使い、子に分解させないでください(消費者庁 子ども安全メール Vol.547)。
- お手伝い遊びと台所のやけど。 こども家庭庁は「電気ケトルなどにつかまり立ちをしたり、コードを引っ張ったりして倒してしまい、熱湯を浴びてやけど」「炊飯器から出る蒸気に触れてやけど」する事故を挙げています。タオルたたみや靴そろえは、台所から離れた場所で(こども家庭庁 事故防止ハンドブック やけど)。
出典
- 出典:こども家庭庁「水の危険は近くにあります」
- 出典:消費者庁「入浴中の事故に注意」
- 出典:こども家庭庁 事故防止ハンドブック(窒息・誤飲)
- 出典:消費者庁 子ども安全メール Vol.547(ボタン電池)
- 出典:こども家庭庁 事故防止ハンドブック(やけど)
- 出典:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査」(首すわり・寝返り・ひとりすわり・はいはい・つかまり立ち・ひとり歩きの90%通過月齢)
- 出典:こども家庭庁 母子健康手帳 府令様式(令和8年4月施行)
- 出典:厚生労働省 保育所保育指針
- 出典:Yahoo!知恵袋ほかQ&Aサイトの質問・回答(2026年9月時点で確認。本文中で「Q&Aサイトの回答」と示した箇所)
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※本記事は2026年9月時点で、消費者庁・こども家庭庁・日本小児科学会などの公開資料を確認して作成しています。月齢の目安は厚生労働省「乳幼児身体発育調査」と母子健康手帳に基づきます。
準備・片付けの時間は目安で、家庭により前後します。
よくある質問
夕方ぐずる2歳、対処はどうすればいい?
A. 遊びを足すより、16時に部屋を暗くしてライト追い→お風呂→簡単夕食と場面を変える「切り替え」のほうが着地しやすい方法です。Q&Aで親が効いたと報告している対処も「16時半までに風呂・簡単夕食・早寝」の前倒しでした。
夕方ぐずる1歳半、遊びで乗り切れる?
A. 1歳半なら、ライト追い(12か月〜)、お風呂遊び(12か月〜)、お手伝い遊び(18か月〜)が使えます。動画体操は、日本小児科医会が2歳までのテレビ・ビデオ視聴を控えるよう提言しているので、この月齢では使いません。
夕方のぐずりと黄昏泣きは同じもの?
A. 分けて考えます。黄昏泣きは生後数か月の赤ちゃんの夕方の泣きを指す言葉で、この記事が扱う1〜2歳とは月齢が違います。0歳なら黄昏泣きとはを参照してください。
16時頃に力尽きて寝てしまいます。どうすれば?
A. Q&Aで効いたと報告されているのは、風呂と夕食を「その前」に済ませる前倒しです。この記事の時間割は16時開始ですが、力尽きるのが早い日は全体を30分前倒しして、15時半にカーテンを閉めてください。何週間も続く場合は健診や小児科で相談を。
夕方に動画を見せてもいいですか?
A. 2歳以降なら、5〜10分の体操動画を1本だけ、親も一緒に踊る使い方にします。日本小児科医会の目安は「2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控える」「1日2時間まで」です。家事中に見せる場合は「ご飯ができるまで」と終わりを先に伝えます。


